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ダンスの見どころ(新URL)管理人ブログ2017「社交ダンス」とは何か?すべての投稿

このページは、カテゴリー「「社交ダンス」とは何か?」の、すべての投稿です。
新しい投稿が上、古い投稿が下 になるように並んでいます。

2017年4月 7日
投稿62 社交ダンスとは何か?その22
 2017/04/07(金) 21:10:50  カテゴリー:「社交ダンス」とは何か?  投稿者:sanzo

さて、今回は、「ナチュラルスピンターンのピボット」と「CBM」との関連についてです。

4sb064.png

社交ダンス(スタンダード種目)において、
  「レッグ・スウィングの開始」や「ピボット(pivot)の開始」のタイミング
と、
  ボディが「クロスモード」から「パラレルモード」に切り替わるタイミング
とは、密接な関係が存在する。(両者のタイミングは、ほぼ一致する)

4s202c.png

で、の切り替えは、
「てのひら」や「土踏まず」の「パワーライン」を変えてやれば、ボディの「クロスモード」と「パラレルモード」を
変えることが出来るし、ボディのクロス/パラレルを変えれば、「土踏まず(足)のパワーライン」を変えることができる。

「土踏まず(足)のパワーライン」が変われば、ボディに回転動作が起きる。

この時、「クロスモード」から「パラレルモード」に切り替わるタイミングは、
Bタイプ(膝を軸から外して、股関節で軸を作る)は、前方または後方に伸ばして行った足が着地するタイミング
Aタイプ(膝と足首に体重を掛けて軸を作る)では、支え足の真上をボディが通過するタイミング。
両者では切り替わるタイミングが異なる・・・・と言う点は、非常に重要である。

hil_pivot_a1.jpg

ピボットで男性の右足が動くのは、【4】~【5】の間。
ピボットは中間バランス(ボディが両足の間)であり、ボディは左足の真上には達しない。

cm_pivot_a2017.png

「Bタイプ」の「ピボットの原理」は、こうなってる。

kara082_d.png

こちらは、完全に左足(ピボットする足)の真上に、ボディを移動させている。
檜山先生は、「Aタイプ」ですね。

shino084a.png

「中間バランスでのピボット」を否定し、「左足の上でピボットせよ」とある。

-*-*-*--*-*-*-*-

で、今回のテーマ、「ピボット」と「CBM」の関連です。

社交ダンスの「教師用の教本(教科書)」は、少なくとも2種類、存在します。
どちらも、イギリスの教師の団体が発行している「英語版の教本」の日本語訳です。

「ボールルーム・ダンス・テクニック」 のCBMの説明

 > ボディアクションのことです。
 > 通常回転を始めるために前方又は後方に動く足の方向に、
 > 反対側の(支え足側)のボディが起こす回転動作のことです。

「テクニック・オブ・ボールルーム・ダンシング」のCBMの説明

 > 回転を始める為に用いられる体の動作で、
> ステップする足の反対側の体を、前方又は後方に動かすことである。
 > CBMは、ナチュラル又はリバース・ピボットで最も強く用いられる。
 > CBMを用いて前方にステップする時には、トゥは少しターン・アウトする。
 > 後方にステップするときは、トゥを内側に向ける。

と、書いてあります。

着目すべきなのは、
  「CBMは、ナチュラル又はリバース・ピボットで最も強く用いられる。」
という表記であり、これは、
  「ナチュラルスピンターン4歩目、男性後退のピボットの中にCBMが存在する」
ということを意味します。 それも「最も強いCBM」ですね。

スピンターンのピボットにおける「CBMと称する動作」は、
 「後退する左足が床に着地した瞬間」から「左足の真上をボディが通過する瞬間」
の間に発生する「ボディ・ムーブメント」だろうと思われます。

ここまでは、おそらく、異議は無いはずです。
でも、この先が問題です。

マーカス・ヒルトン(敬称略)は、中間バランスでピボットをやってますので、
「CBMと称する動作」は「ピボット回転の開始後のボディムーブメント」となります。
Bタイプのピボット開始後(つまり回転中)のボディは、「パラレルモード」になっていて、
右ボディ全体(右腕・右肩・右肩甲骨・右股関節・右骨盤)が、同時に後退しています。
従って、Bタイプでは、「カラダのねじれが取れたパラレルモードがCBM」だという
解釈になってきます。

一方、檜山先生・篠田先生を始めとする日本のプロ教師は、
ボディが左足の真上に達した状態でピボッ回転を行っているので、
「CBMと称する動作」は「ピボット回転を始める以前のボディムーブメント」となります。
Aタイプのピボット開始前のボディは、「クロスモード」になっています。
従って、Aタイプでは、「肩と骨盤に角度差を付けて、ボディに捻れを作るクロスモードが
CBM」だという解釈になってきます。


日本の社交ダンスの基本は「Aタイプ(膝と足首に体重を掛けて、股関節を後ろに引く)」になっていて、
長い間、日本国内において「Bタイプ」の社交ダンスを教えることは(実質的に)禁止されてきました。
(去年まで、Bタイプでのプロ免許の取得は不可能。免許無しで教えると風営法違反で刑務所行きだった)

なので、日本のプロ教師は、生徒に対して、「CBMとは、カラダを捻ることだ!」と教えます。
ほんとうに、それが「正しいCBM」だと言えるのでしょうか??
檜山先生や、篠田先生、金沢正太先生のように、左足の真上でピボットするのが正しいのであれば、
「CBM=おもいっきりカラダを捻ること」という解釈(日本の社交ダンスの教え方)は、
正しいことになります。
でも、それであれば、「マーカスヒルトンは、CBMを知らない」ことになってしまいます。

Aタイプと、Bタイプは、根本的に動きが違うので、
「AタイプにもBタイプにも共通するCBM」などというモノは、おそらく存在しません。

教本は、AタイプかBタイプか、どちらか片方の動きに合わせて書いてあるはずです。
そして、「CBM」という動きは、Aタイプか、Bタイプか、どちらかだけに存在するボディ
ムーブメントだということになります。

日本の社交ダンスは「Aタイプ」に統一され、「Bタイプ」は問答無用で排除させられています。
この現実を持って、教本は「Aタイプのカラダの動きを元に書かれているのだ!」言い切れるか?
言い切れません。
なぜなら、マーカスヒルトンを始めとするイギリス人は、Bタイプの踊りをしているから。
日本人のBタイプは「排除対象」だけど、外国人のBタイプは「大歓迎」なんですよね。

こういうのって、誰も疑問を持たないのでしょうか?
なにかが変だ? とは、誰も感じませんか?

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投稿61 社交ダンスとは何か?その21
 2017/04/07(金) 06:42:34  カテゴリー:「社交ダンス」とは何か?  投稿者:sanzo

今回と次の回、2回に分けて、「ナチュラルスピンターン」の4歩目。
男性は「後退のナチュラル・ピボット」、女性は「ピボッティング・アクション」になります。
男性のCBMは、1・4・5歩目なので、後退ピボットにもCBMが深く関係してきます(これは次回)

この「後退ピボット」という動きの中には、「日本の社交ダンス」を考える上で、
「非常に興味深いポイント」が隠されています。
これを語らずして、「社交ダンスとは何か?」は語れない! とても重要で興味深いポイントです。

詳しく説明していきます。

-*-*-*-*-*-*-

まず、マーカス・ヒルトンのスピンターン。

ピボット(pivot)の特徴として、
 ・大きく開いた両足の真ん中、いわゆる「中間バランス」の位置
   にボディを置いて、ピボット・ターンを行ってる。
 ・「左足の真上でピボット回転していない」だけでなく、
  「後退する左足の真上」にボディが位置する瞬間など、存在しない。
という点が挙げられます。 

hil_pivot_a1.jpg

ナチュラルターンの3歩目が終わった時点が【1】になり、そこから4歩目(男性・左足後退)が始まります。
【4】では、ボディは、真ん中よりも少し前側(右足側)にあります。
ここでは、男性の右足を使って、「スウィング中の女性の左足」を完全にブロックしています。
【5】の時点で、右足が動いてますので、ピボットは【4】~【5】の間で開始しているはずです。

hil_pivot_a2.jpg

つぎに、「男性が左足の真上にに、ボディを置いている瞬間」が存在するかどうかの検証です。

【8】では、すでにピボットが完了し、男性のボディは前方、女性のボディは後方に進んでます。
つまり、【7】~【8】の間で、ピボットは終了(右足の動きが止まる)していることになります。

写真を見る限り、「男性のボディ」が「左足の真上」に来るタイミングは存在しません。
また、女性の「ピボッティング・アクション」における左足は、【4】~【8】に掛けて、
レッグ・スウィングが掛かっているので、女性のボディも「右足の真上」には来ていません。

ところが・・・・・

shino084a.png

ところが・・・・
日本の社交ダンスでは、ピボット(pivot)を含むターンは、ボディを、片足(支え足)の上に、完全に乗せた状態で行うことになっています。

「体重を完全に軸足に乗ってないと、スピンターンは正しくできない」と書いてあります。

おそらく日本人の一般的なコミニュケーションであれば、
 「中間バランスでも、スピンターンのピボットは、出来ますよ!」
と言って、実際にやっている例を示せば、
 「出来る人もいるのか! それって、どうやってやるの?」
というふうな会話になります。

でも、「日本の社交ダンスのプロ教師」に対しては、このような会話は通用しません。
「なぜ、日本のプロ教師は、中間バランスでピボットできないのか」
という原因を追及して、それを「出来ないプロ教師」に伝えなければなりません。
「出来ないプロ教師」が拒絶したならば、床に頭をすりつけて土下座して、
「プロ教師が出来ない理由」を聞いて、理解して貰わなければなりません。

kara082_d.png

こちらは、元日本チャンピオン、檜山浩二先生です。
【16】のロアーでは、男性左足に全体重を掛け、カラダを後ろに引いてます。
【18】では、ピボットする左足の真上まで、ボディを引き込んでます。
女性は、完全に前進した右足の真上まで、ボディを押し出してます。
で、ここから、ピボットを開始しています。

これは、「チャンピオンが解き明かす・ダンスのからくり」という本で、
ダンスを踊る際の、カラダの動きを解析している本なのですが、
これを見るだけでも、  
 中間バランスでのピボットターンの存在を、完全に否定している
ことがわかります、

なぜだ!? なぜだ!? これは、いったいどういうことなのか?
話は簡単です。

ヒルトンは(4スタンス理論で言う)Bタイプのボディの使い方をしている。
檜山先生は(4スタンス理論で言う)Aタイプのボディの使い方をしている。

Bタイプは、中間バランスではピボットできるが、左足の上ではピボットできない。
Aタイプは、左足の上ではピボットできるが、中間バランスではピボット出来ない。

ヒルトンは、左足の上でピボット出来ないから、中間バランスでピボットしている。
檜山先生は、中間バランスでピボット出来ないから、左足の上でピボットしている。
単純に言えば、そういうことですね。

-*-*-*-*-*-

ピボットの回転は、「カラダを捻る(ねじる)」だけでは、上手に出来ません。
無理矢理、カラダを回転させようとしても、ピボットの回転量は得られません。

なんらかの方法で「ピボットの原理」というものを取得していく必要があります。
実際に、「4スタンス理論」を用いて「ピボットの原理」を説明していきましょう。


4s072c.png

「Aタイプ」は、膝を曲げたときに、膝に体重を掛け、膝に重心を置きます。
  膝と足首を鍛えて、膝と足首の屈曲によって、ボディを前方に運びます。
「Bタイプ」は、膝を曲げたとき、膝を重心軸から外し、膝と足首の力を抜き去ります。
  足の裏(土踏まず)・股関節・首筋(ネック)で軸を作ります。
社交ダンスを始めるときに、どちらのタイプを選ぶかで、ピボットの動きが大きく変わります。

4sb064.png

 次に「Aタイプ/Bタイプ」それぞれに、「クロスタイプ」の人と「パラレルタイプ」の人が実在する。
 2×2=4通りの「正しいフォーム」があるので、自分のタイプに合わせたフォームで踊りましょう。
 ・・・というのが、この4スタンス理論。
 社交ダンスには、「クロスとパラレルを切り替えることで、大きな動きを生み出す」という動きが存在します。

 片方の足を前方(または後方)に伸ばしていく時は「クロス」にしておく。
 レッグ・スウィングする時は「パラレル」に切り替え、終わったら「クロス」に戻す。


4s202c.png

 4つのタイプにはそれぞれ特有の「動きの基点(パワーポイントと呼んだ方が良さそう)」と
 「パワーライン」というのが存在します。
 これを応用すれば、面白いことができます。
 腕(てのひら)や足の裏の「パワーポイント」や「パワーライン」を瞬発的に切り替えれば、
 カラダ全体の「クロス」と「パラレル」を切り替えることが出来ます。

 重要なポイントとして、廣戸氏の「4スタンス理論」には、大きな見落としてあります。
「Bタイプ」のパワーライン/ポイントは、股関節や肩甲骨に向かって「引き込まれていく」ライン/ポイントです。
「Aタイプ」のパワーライン/ポイントは、床や壁に向かって「押しつけていく」ライン/ポイントです。
パワーライン/ポイントを機能させるには、「腕や足の複雑な筋肉の数々」を上手に使う必要があります。

cm_pivot_aa2017.png

これはBタイプのロアーから、左足を伸ばしていく動き。
「左腕(4本足歩行の動物でいえば、左前足)に軸」を作って、「クロスモードで後退」。
左腕に拳(こぶし)を作って、拳が回転すれば、左手にパワーラインが出来るので、
ボディが「Bタイプのクロスモード」になります。
【降-22】から拳の握り方を変えていくと、左足が遠ざかり歩幅が大きくなります。

日本の社交ダンスでは、「【降-28】に類似した姿勢」を推奨してますが、「絶対NG」です。

cm_pivot_a2017.png

【動-81】のように両足を大きく開いて両足の中間に立ち(中間バランス)、腕の筋肉を変化させて
「左腕の軸」を作ると、「Bタイプのクロスモード」が出来る。
この状態では、踵(ヒール)を強く踏み込んでも、足首が曲がらず、踵(ヒール)は落ちない。

【腕-82】のように、左肘を少し外側へ貼ると、拳の握り方が変化すると、左腕のパワーラインが変わる。
左腕のパワーラインが変わると、ボディは「クロスモード」から「パラレルモード」に変わる。
足首が曲がりやすくなるので、踵(ヒール)は床に着地する直前まで落ちて、ピタっと止まる。

瞬発的に「パラレルモード」に変わったことにより、支え足(左足)と反対のボディ、つまり
ボディの右側(右腕、右肩、右肩甲骨、右股関節)が後方へ動き、ボディ全体が回転する。

【腕-83】ボディの右側全体が後方へ下がり、ボディが回転すると、左足のパワーポイント・
およびパワーラインが変化する。 これにより、ボディは「Bタイプのクロスモード」に戻る。

この間、左足の踵(ヒール)が着地寸前まで降りることと、その際に左足の膝は曲がることにより、
ボディは「両足の中間位置」から「両足の中間よりも後方」へと移動する。
このボディの位置は、断じて「左足の上」ではなく、あくまで「大きく開いた両足の間」である。


pro_b044a.png

今度は、檜山先生と同じであろう、Aタイプの「ピボットの原理」を説明してみましょう。
「プロが教えない~」シリーズの、金沢正太先生の説明が、とても正確で、とても、わかりやすい。
著者本人に聞いたわけでは無いので、解説は「あくまで推測」になります。(当然、検証はしています)

ライズしている姿勢から、「左の肘」を高く持ち上げながら、素早くボディを後ろに引き、
左足の膝を深く曲げながら、ボディを完全に左足の上に置いて、女性を引き込んでます。
この姿勢からピボット動作に入っていきます。

かなり「個性的な動き」に見えますが、「Aタイプの踊りとしては、完璧な動き」だと思います。

左足の足の裏で「Aタイプ・クロスモード(A1)のパラーライン」を最大化させて置いてから、
瞬発的に、左足の足の裏を「パラレルモード(A2)のパラーライン」に切り替えると、ボディが一気に回転して、
鋭いピボット回転を行うことができます。

Aタイプの足のパワーラインは、「母趾球」~「小趾球の少し後ろ」を結ぶ線。
両足を大きく開いた姿勢では、「Aタイプのパワーライン」は限りなくゼロに近い状態。
これを床に強く押しつけたとき、「Aタイプのパワーライン」は最大になります。

具体的には、左足の真上にボディを置いて、膝と足首を深く曲げて、膝にすべての体重を
掛けたとき、「左足のA1のパワーライン」が最大化しますので、タイミングを見計らって、
「左足のパワーライン」を「A2(母趾球の少し下~小趾球の少し上)」に切り替える。
そうすると、ボディが「クロスモード」から「パラレルモード」に変わって、鋭いピボット回転が生じます。

pro045a.png

日本の社交ダンスは「Aタイプ」に統一していながら、プロ教師は、誰もテクニックを、教えようとしませんね。
「裏技」と書いてありますが、これこそが「Aタイプの社交ダンス」での「王道」だと思います。

ただし、Bタイプの生徒にこれを教えると、確実に膝を痛めて「すぐに、病院行け!」ということになります。
Bタイプにこれをやらせることは、生涯にわたって、後遺症が残るくらい、「非常に危険」な指導になります。

「左足のA1(クロス)のパワーライン」を維持するように、「クロスモード」のボディを後ろに引きながら、
左足の膝と爪先を内側に回転させます。
爪先を内側に回転させると、「左足のパワーライン」、ゆるやかに「A1」から「A2」に変わり、
ボディは、ゆるやかに「クロスモード」から「パラレルモード」に変わるのですが、これでは鋭いピボットが出来ないので、
クロスモードが最大になるまで、ボディを後方に引いて、膝と足首を深く曲げて、クロスモードで粘ります。
そうすることで、瞬発的に、ボディをパラレルモードに切り替えることが出来ます。

ピボットでの回転のあと、「マタ」に「札束」を挟むアイディアは、「クロスモードのパワーライン」を
確実に維持しながら、右足(6歩目)の真上まで歩ディを運んでいくための、よい方法ですね。

(4スタンス理論でいう)Aタイプの踊り方としては、理論的にも「完璧!」だと思います。
(Bタイプの人は、この方法では踊れませんので、先生に言われても、絶対に真似しないように!!!)

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

長くなりましたが、ピボットの違いを、廣戸氏の「4スタンス理論」を使って説明してみました。

「4スタンス理論」は、「詰めが甘い部分」がたくさんありますし
「見落としている、重要なポイント」もたくさんあります。
でも、基本的には「かなり正確」な検証結果を基に、4つの区分に分類されているように思います。

他人が書いた「4スタンス理論」を使わずに、違いを説明すればよいのですが、
それだと、日本のプロ教師は、誰も耳を傾けません。 徹底的に「無視」されるだけです。

でも、テレビなどで知名度のある「4スタンス理論」を使って説明すれば、プロ教師の
1000人のウチ、2人か3人は、耳を傾けるかもしれない。

日本のプロ教師は、自分と違う意見を言うヤツは、「クソ」としか扱わないから。
たとえ、それが、世界チャンピオンの主張と同じであったとしても・・・・・

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2017年4月 4日
投稿59 社交ダンスとは何か?その20
 2017/04/04(火) 00:16:13  カテゴリー:「社交ダンス」とは何か?  投稿者:sanzo

社交ダンスのスタンダード種目のうち、タンゴを除く4種目(WTFQ)は、スウィングダンス(Swing dance)と呼ばれています。
言うまでも無く、「スウィング」という要素、特に「レッグ・スウィング」の違いは、踊りの「根っこの部分」の違いに直結します。

復習になりますが、廣戸氏の「4スタンス理論」では、「正しいフォームは4つある」ということで、
「人間の動き」を4つのタイプに分類しています。

4s072c.png

「Aタイプ」は、膝を曲げたときに、膝に体重を掛け、膝に重心を置きます。
  膝と足首を鍛えて、膝と足首の屈曲によって、ボディを前方に運びます。
「Bタイプ」は、膝を曲げたとき、膝を重心軸から外し、膝と足首の力を抜き去ります。
  足の裏(土踏まず)・股関節・首筋(ネック)で軸を作ります。
  この状態を床に垂直に立つと「ピクリ」とも動けません。
  腕で軸を作り、腕の軸の操作(腕で床を踏む時と同じ筋肉の変化)で、ボディを動かします。

4sb064.png

 次に「Aタイプ/Bタイプ」それぞれに、「クロスタイプ」の人と「パラレルタイプ」の人が実在する
 ・・・というのが、4スタンス理論です。2×2の組み合わせて「4通りの正しいフォーム」ですね。
 ところが、この4スタンス理論には、「重大な盲点」というか「致命的な見落とし」が存在します。

 個人個人の4通りのフォームを維持しながら、社交ダンスを踊ってもよいのですが、それでは大きく踊れません。
 社交ダンスは「クロスタイプ」と「パラレルタイプ」を切り替えながら踊ることで、大きく・綺麗に踊ることが出来るということです。
 なので、「クロスモード」と「パラレルモード」と呼んだ方が、わかりやすいかと思います。

 ナチュラルターンの最初、右足を前方に伸ばしていくときは、「パラレルモード」ではうまく足が出せません。
 大きく、スムーズに右足を伸ばしていく時には、「クロスモード」にしておく必要があります。

 つぎに、右足が着地したあと、左足を「レッグ・スウィング」をやるときには、「パラレルモード」にしておく必要があります。
 足を高く持ち上げた時、「まっすぐ上がる」のがパラレルモードで、「斜めに上がる」のがクロスモードの特徴です。
 クロスモードでは、綺麗なレッグ・スィングが出来ません。

 ナチュラルターンを始めとする社交ダンス全般において、
   「クロスモード」と「パラレルモード」を、ベストなタイミングで切り替えるという動作は
 大きな踊り・綺麗な踊りを追求するためには、極めて重要な要素となってきます。

 ・・・・と、ここまでは、Aタイプでも、Bタイプでも同じです。

 ただし、AタイプとBタイプでは、決定的な違いがあります。
 「クロス」と「パラレル」の切り替えのタイミングが、決定的に違うのです。
 これが、CBM(コントラリー・ボディ・ムーブメント)の解釈の違いにつながってきます。

ch022-hiyama.png

まずは、檜山浩二先生のナチュラルターン。
典型的な「Aタイプ」。これが「日本人の社交ダンス」の模範演技と言えます。

【8】1(CBM)と書かれたタイミングは、右膝と右足首を深く曲げて、右膝に体重を掛け、
右膝で軸を作り、同時に右股関節を後ろに引いて、股関節を軸から外した状態です。
股関節が軸の中に入り込むと、お腹が飛び出してしまうので、股関節を軸から外します。

この時、「背中(シャツ)に、斜めの線がたくさん入っている」点に着目してください。
シャツに斜めの線がたくさん入るのが上級者、斜めの線が入らないのは「ド素人」という扱いになります。
つまり、【8】の時点までは、「Aタイプのクロスモード」だということです。

膝と足首を深く曲げて、床を踏み込み、右足の真上をボディが通過するタイミングで、
レッグ・スウィングを開始します。
レッグ・スウィングは、「クロスモード」から「パラレルモード」に切り替えることで行われます。
【9】では、シャツの斜めの線が無くなっていることからも、スウィング中は「パラレルモード」
になっていることがわかると思います。

日本の社交ダンスでは、右足が前方に動き出してから、右足の真上をボディを通過するあたりまでの
動きをCBMと称しています。
つまり「クロスモードで、ボディを捻ること」が「CBMというボディの使い方」なのだと、徹底的
に教えこんでいるのが、日本のプロ教師であり、日本の社交ダンスのレッスンだと言えます。


cm_move_i.png

一方、「Bタイプ」のナチュラルターンでは、前方に伸ばしていた右足の踵(ヒール)が床に着地する
タイミングで、「クロスモード」から「パラレルモード」に切り替えます。
「1歩目、フットワークHT、CBM」ですから、右足が着地後、ヒールからトォに変わるときにCBMが
掛かると言う解釈になります。
このタイミングでは「パラレルモード」であり、「左腕・左肩・左腰・左足」が同時に前方に進みます。

日本国内において、
「支え足(右足)とは反対(contrary)、つまり左のカラダ全体が前方に動くことを、CBMと呼ぶのだ!」
と言おうものなら、ボロのカスに言われるだけで無く、地域全体から「永久追放」されてしまいます。
「ボディのねじれをなくすことがCBM」などという主張は、日本国内では、絶対に認められません。

右足の着地と同時に、左腕で「腕の軸」を作り、腕の軸の筋肉の変化で、「左ボディ」を運んでいく。
パラレルモードなので、左腕を動かせば、左肩甲骨と左股関節が、垂直を保ったまま、前方に移動していきます。

レッグスウィングを書けるのであれば、「前方へ移動する左股関節」を始点として、スウィングを掛ければ良い。
「Bタイプ」のおけるレッグスウィングは、右足が床に着くタイミングと同時に開始されます。

檜山先生が模範演技をしている「Aタイプ」のレッグスィングの開始位置は右足の真上であり、スウィングの
支点(左股関節)は、ほぼ固定されています。
対して、「Bタイプ」のレッグスウィングの開始は、右足着地時点であり、両足を大きく開いた姿勢です。
スウィングの支点(左股関節)は、スウィング中、前方へを移動しています。

スウィングの支点を固定させるのと、移動させるのでは、どちらが大きくスムーズなレッグスウィングになるか?
こんな簡単なこと 考えればわかりそうなものなのですが、日本の社交ダンスは「Aタイプ」って決まってるから、
「自分は正しい」と思った答えを言うと、地域から追放される。
一人の人間を、集団で追放しておいて、「ダンスの普及活動」をしているようなふりをする。 恐ろしい世界。

natural01a.jpg
natural02a.png

マーカス・ヒルトンのナチュラルターンを見る限り、左足のレッグスウィングは、右足着地と同時に開始しているはずですし、
右足着地と同時、【4】のタイミングで、「クロスモード」から、「パラレルモード」に切り替えていると思われます。

【5】のタイミングでの左腕の位置や、歩幅を考えると、【5】の時点まで「クロスモード」を維持している(シャツにシワ
が出来ている)とは思えません。

左腕に軸を作り、「パラレルモード」で、左肩甲骨~左股関節を移動させながら、移動する左股関節を支点として、
レッグスウィングを掛けている・・・と言えるかと思います。
檜山先生のように、右足の真上にボディを置いた時点で、レッグスウィングを掛けたら、これよりも大きな踊りになると思いますか???


根本的に、イギリス発祥とも言える「社交ダンス」の基礎が、「Aタイプ」をベースに作られているのか、「Bタイプ」をベースに作られているのか
というのは、極めて重要な問題です。

「右足着地~右足の上をボディが通過」の間、Aタイプが「クロス」になり、Bタイプでは「パラレル」になるのですから、
この間のボディの動きであるCBMを、Aタイプは「クロスによるボディの捻れ」と捉え、Bタイプは「肩甲骨~股関節を前方に動かす」と捉える。
基礎が違って、解釈が違って当然なのです。

この問題点の指摘は、以前(数十年前?)に、ジャズダンスの講師である(故)星野隆先生が、指摘しています。
(星野隆のニューダンス理論、スローフォックストット編だったかな)
日本の社交ダンスでは、「支え足の真上」で、支点を固定してレッグスウィングをしているが、
これは間違いであり、「支点を移動させながら、レッグスウィング」をするのが正しい・・・・と。

社交ダンスの一部の先生は、(ジャズダンスの)星野隆先生を罵倒することで、「社交ダンスの権威」を保とうと
したみたいだけど、スジが通ってるのは、(故)星野隆先生だな。

社交ダンスのプロ教師は、「社交以外のダンス教師」の考え方など、まったく、関心ないからね。
「オレ様は絶対に正しい」「オレ様と違う踊り方は認めない」とかやってるんだから、どうにもならん。

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2017年4月 3日
投稿58 社交ダンスとは何か?その19
 2017/04/03(月) 19:15:14  カテゴリー:「社交ダンス」とは何か?  投稿者:sanzo

日本のプロ教師が、「4スタンス理論」でいうところの「Bタイプ」のカラダの動きを断固として認めずに、
ひたすら「Aタイプ」にこだわる理由はなにか?

「Bタイプ」のカラダの動きを認めてしまうと、「スウィング・ダンス」の根底である「スウィング」の概念のが違ってくる。
そうすると、日本の「プロ教師」の制度というか、「プロ教師の資格」そのものが無効になってしまう。
だから、「Bタイプ」の人間を、あらゆる手段を使って、すべて排除したとしても、断固として「Bタイプの動きは認めない」。

これは、日本の社交ダンスのプロ教師(というか、日本のプロ教師の組織)の一貫した方針だといえる。
あまりにも、馬鹿げている。

4s072c.png

実際、「日本の社交ダンス」のプロ教師制度を崩すのは、簡単である。

「社交ダンス以外のダンス」を教えている「Bタイプのダンサー」が、
 「Aタイプが社交ダンスのすべてだと教え、Bタイプの動きを認めない、日本の社交ダンスの矛盾点」を指摘するようなったら、
そのときが終わりの始まり。「日本の社交ダンス」は、「最悪な結果」に向かって突き進むことになる。

ストリートダンスの中に、「ムーンウォーク(バックスライド)」というのがある。
ストリートダンス検定の中級レベルだから、長年ストリートダンスやってる人は「出来て当然」な動きである。
ムーンウォークは、4スタンス理論でいう「Bタイプ」のカラダの動きが必要になってくる。
だから、ストリートダンスを教えてる先生は、「Bタイプ」のカラダの動きを知っているはずである。

ストリート系の若い先生が、社交ダンスに参入し、日本の社交ダンスの矛盾点を指摘しだしたら、どうなるか?

「明日の社交ダンスを考える、Bタイプの社交ダンス愛好者」を、地域の活動から排除していれば、プロ教師の権威を
保つことは出来ただろう。
だけど、明日の社交ダンスのことなど考えない、「ストリート系のダンサー」は、排除できない。

こんな将来、いったい、誰が、得するだろうか????
「やっぱり、ストリート系出身の若い人の踊りは、還暦をすぎた自分たちの踊りとは、違うな!」と言って、終わりだろ。

捨てられるのは、「明日の社交ダンス」を考え「Bタイプの踊り方」を主張した人間だけ。
社交ダンスのプロ教師の判断は、常に最悪な結果をもたらす。
この先も、「最悪な判断」が続くと思われます。
「プロ教師による最悪な判断による被害」を最低限に留めるには、どうすれば良いか。
真剣に考えていく必要がある。

次回は、「スウィング・ダンス」の根底である「スウィング」について、具体的に書いていきます。

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2017年3月14日
投稿46 社交ダンスとは何か?その18
 2017/03/14(火) 12:55:23  カテゴリー:「社交ダンス」とは何か?  投稿者:sanzo

今回は、ダンス音楽について。
社交ダンスを踊るときの「リズムの取り方」について、説明してきます。

例えば、ワルツは3拍子。
テンポは28~30小節/分(BPM = bars per minute)。 社交ダンスでは小節数で数えるのが一般的。
一般的な音楽だと、拍子の数で数えるのかな。そうすると3倍して 84~90拍/分(BPM = Beats Per Minute)

英語だと「ワン・ツウ・スリー」、日本語だと「いち・にい・さん」
基本的に、「曲に合わせて、一拍に1歩 左右の足を順番に、動かしていけばいい」ということになります。
社交ダンスは走ってはいけません。両足が同時に「宙」に浮くことは無く、必ず、片方の足は床についています。

社交ダンスは、「左右の足を順番に動かせばいい」のだから、
  誰が踊っても「同じリズムの取り方」になるだろう!
と思われがちですが、実際は、そうじゃないです。

少なくとも「少なくとも、3通りのリズムの取り方」があります。
そして、毎度のごとく(もう、お約束ですね)
日本のプロ教師は、「複数のリズムの取り方」が存在する現実を、認めようとしません!!!

4s072c.png

日本の社交ダンスは、「膝を左右に回転させる」ことを基本としています。
そうすると、ほぼ確実に、徹底した「Aタイプ」の動きになります。
これは、前回、説明しました。

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では、図の右側の【Aタイプ】において、
カラダの動きを最大化できるタイミングは、いつでしょうか?
答えは、膝を、大きく左右に回転できるタイミングです。
  「膝と足首を曲げながら、片足の膝の真上に、上半身のすべての体重を乗せたとき」
ですね。 すべての体重を膝で受け止めるときに、膝の回転が最大化できます。
この時、膝の屈曲・足首の屈曲・膝の左右の回転を同時に行うことにより、カラダの動きを最大化させることが出来ます。

逆に、カラダの動きが制御できなくなるタイミングはいつでしょうか?
答えは、膝の回転が不可能になり、同時に膝の屈曲も出来なくなるタイミング。
  「両足を大きく開いて、前方に動く足が、床に着く直前」
ですね。両足を開いているときんは、膝を回転させることができません。

図の左側【Bタイプ】において、
カラダの動きを最大化できるタイミングは、いつでしょうか?
答えは、前足に相当する「腕の軸」が最大化するタイミングです。
  「両足を大きく開いて、腕で強く床を押す時と同じ、腕の筋肉の使い方をした時」
ですね。 カラダじゅうの筋肉が変化して、体感的な重心が肩甲骨あたりに来ます。

逆に、カラダの動きが制御出来なくなるタイミングはいつでしょうか?
答えは、前足の軸、つまり腕の軸が使えなくなるタイミングです。
  「両膝を軸から外して、(後ろ足の)土踏まずの真上に上半身がある時」
ですね。 前足の軸が消滅して使えなくなる上に、膝の力を抜いてますので、制御不能になります。


どうでしょうか?

カラダの動き最大化 Aタイプ:支え足の真上  Bタイプ:両足を開いた時
制御不能、惰力通過 Aタイプ:両足を開いた時 Bタイプ:支え足の上を通過

つまり、「カラダの動きを最大化するタイミング」は、まったく逆になるということです。

日本の社交ダンスでは、徹底したBタイプ排除にほり、実質的に「Aタイプ」がほとんど
ですから、表面上は、何の問題も、何の疑問も、発生しないように思えます。

Bタイプの生徒は、「ダンス音痴」というか、リズムを取れない「欠陥人間」として扱われ、
Aタイプの先生と踊っているうちに、次々と、失脚していくはずです。
「いち・にぃ・さん」のカウントは一致したしても、Aタイプの先生と、Bタイプの生徒では、
根本的に「カラダの動きの最大化」のタイミングが合わないので、曲に合わせて踊れない。

-*-

で、ここで出てくるのが、「3種類のリズムの取り方」です。

Bタイプは、「カラダの動きの最大化」するのが、「両足を大きく開いたとき」になり、
それが、一拍一拍の始まりになります。

ピアノで言えば、鍵盤を叩いて、「じゃ~ん!」という音が出た瞬間が、動きの最大化のタイミングになります。
音楽の演奏者が、腕でピアノの鍵盤を叩くのと、ダンサーが腕で床を押して「前足(腕)の軸を最大化させる」のが
同一タイミングになります。 音楽の演奏者とダンサーの動きが一体化できます。

ボーカルで言うならば、息継ぎのあと、声を出し始めるときが、大きく足を開くタイミングになります。
この時、歌う人のエネルギーも最大になりますし、ダンサーの動きも最大になります。

でも、日本の社交ダンスのプロ教師は、「Bタイプの存在」そのものを、認めません。
日本の社交ダンスは、Aタイプに始まり、Aタイプに終わるのです。

では、Aタイプのリズムの取り方は? というと、これがすごく興味深い。
Aタイプの「動きの最大化」は、「支え足の真上に、上半身が来るタイミング」であり、
支え足の膝の真上で、膝を深く曲げて、膝の上に軸を作るタイミングです。

じゃぁ、支え足の膝の真上に体重が乗るタイミングってのは、音楽のリズムで言うとどこなのか?
というと、プロ教師の中でも、意見が真っ二つに分かれているようです。

一つは、「一拍の始まり」、ピアノの「じゃん!」の音で、支え足の真上に上半身を置く」リズムの取り方
もう一つは、「一拍と一拍の間、いち・と・に・と・さん」の「と」の部分で、支え足の真上に上半身を置くリズムの取り方。
プロ教師(というより、プロ教師が属する派閥)によって、明らかに、2種類のリズムの取り方が存在します。

Aタイプの2つのリズムの取り方、どちらが正しいのか・・・・わかりません。
両者の踊り方をするカップルが、同じフロアーで踊っていた場合、半拍近い、リズムのズレが生じます。
(大きな踊りをすれば・・・だけど)

周囲から見た場合、Bタイプと一致するのは、「と」の部分で支え足の真上に上半身を置くリズムの取り方です。
ただし、ボーカル曲で、音の立ち上がりを無視して、「と」の部分でリズムを取るのは、驚異的に難しい。
「ボーカルは聞くな! 絶対聞くな! ボーカルに隠れている楽器の小さな音を聞け!」という指導になるはずです。

それに比べれば、ピアノの「じゃん!」の音で、膝を曲げて、支え足の真上に上半身を持ってくる踊りはシンプルです。
音楽的にもスジが通ってます。(Aタイプの踊りが絶対的ならば)
ただし、世界チャンピオンクラスの外国人に、そんなタイミングで踊っているひとは、一人(一組)もいません。
世界チャンピオンも含めて、「外国人は全員、音痴なのだ! 無能なのだ!、イギリスの競技界は八百長なのだ」
みたいな教え方になってくるはずです。
「ダンスが上手になればなるほど、音痴になって、音が採れなくなってくるのだ! 特にイギリス人は救いようが無い!」
みたいな感じになってくるかと思います。

なんか、へんだと思うけど、Aタイプのどちらでリズムを取る先生も、Bタイプ排除で一致してますから・・・・・
Bタイプで踊っている人間が、何を言っても、「聞く耳持たず」ですね。

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投稿45 社交ダンスとは何か?その17
 2017/03/14(火) 09:24:34  カテゴリー:「社交ダンス」とは何か?  投稿者:sanzo

少し、前回のおさらいをしてから、「ダンス音楽」について触れていこう・・・と思っていたのですが、今回は、復習と補足だけにしましょう。

日本の社交ダンスは、長年、風俗営業法によって管理されてきた。
「JBDF」「全ダ連」という2つの団体が「プロ教師」の試験を行い、それに合格した人だけが、
風俗営業法の適用除外を受けて、「ダンスを教えることが許される」という制度になっていた。

「JBDF」「全ダ連」という2つの団体が認める踊りは、4スタンス理論で言えば「Aタイプ」。
Bタイプをベースにした踊りでは、「プロ教師資格」を得ることが、実質的に不可能であった。
「プロ教師資格」を持たずに、社交ダンスを教えると、風俗営業法に違反したことになり、刑務所行きである。
結果として、実質的に、プロ教師の団体が日本の警察を利用して、「Bタイプをベースとした踊り方」を厳しく制限し、
「国家権力の力によって、日本国内で教えること出来るのは、Aタイプのダンスだけに制限させ、Bタイプのダンスを
教える(普及させる)活動は、日本国の法律によって厳しく制限されてきた」という、なんとも恐ろしい(おぞましい)
状況が、数十年間、続いていたということになります。


shino116a.png

この説明のように、日本の社交ダンスは、「膝を左右に回転させる」というのが基本になっています。
・両肩を左右に回転させながら、同時に膝を左右に回転させると、カラダ全体が大きく左右に回転します。
・両肩が回転しないように固定して、膝だけを左右に回転させると、両肩は膝と反対方向に回転します。
また、支え足の膝を「内側に回転」させながら、反対の足(動く足)の膝も「内側に回転」させてやると、
簡単に足を大きく開くことができます。(両足を内股にすればするほど、足が大きく開きます)

これは、紛れもなく、4スタンス理論でいう「Aタイプ」特有の動きです。

4s072b.png

膝を伸ばした姿勢から、膝を深く曲げていく。
この時、「膝を深く曲げる」と同時に、「内側に回転」させてやると、カラダ全体が回転したり、片方の足が大きく動いたりします。
これは、「膝に体重を乗せて、膝に軸を作る」Aタイプの動きの特徴です。

Bタイプは、膝を曲げたときには、足の裏と股関節で軸を作り、膝を軸から外します。
この姿勢では、膝は左右に回転しませんし、無理に回転させようとすると、膝を壊します。
(最悪、膝を痛めて、再起不能になるか、腰に強いダメージが来るか、どちらかになります)

社交ダンスはペアダンスなので、「膝を左右に回転させろ!」という指導で、生き残るのは、Aタイプ。
まさに、弱肉強食の世界。
Aタイプの男性が、勢いよく膝を左右に回転させると、Bタイプの女性の膝も回転する。

パーティでの、恐ろしい世界
 男性「なんで、この女は膝の回転を知らないんだ! 教えてやるぞ。膝の回転、最大出力!」
 女性「ぎゃぁぁぁ」 思いっきり膝が壊れる。 泣きながら、帰って行く女性!
 男性「膝の回転も知らないなんて、どんな先生に習ってるんだ! 膝の回転、最強!」
日本のプロ教師は、膝の回転を正当化しているから、Aタイプだけしか、残らないのですね。

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結局、日本の社交ダンスでは、Aタイプの人しか残らない。

こんなふうに、膝を左右に回転させる「反復練習」をやっていると、Bタイプは確実に膝を壊す。そして怪我をして辞めていく。
膝を壊さないにしても、Aタイプの先生の指導の元で、いくら練習しても上達しないので、あきらめて辞めていくことになる。

そもそも、Bタイプのカラダの使い方をする人に取って、Aタイプの踊りは「面白くもなんとも無い」。
女性と手を繋げる。女性と踊れる。カラダを押し当てれば、女性の胸の感触を楽しめる・・・という楽しさはあるかもしれない!?
だけど、それはごく少数。 男性に至っては、Bタイプは、ほとんどいないはず。 限りなくゼロに近い。


それを裏付けるのは、これ。
日本における「CBM」という動き。
日本で社交ダンスをやってる人が、100人いれば、90人は、これと同じ動きをする。

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「膝を右に回した場合、肩が左に回ります」というのは、膝の上に体重を乗せて、膝で軸を作るAタイプの特徴。

Bタイプは、意識的に膝を回転させても、上半身は動きません。
Bタイプのように、股関節で軸を作っている場合、膝を回転させるときには、股関節を動かす必要があり、
軸を作っている左右の股関節を動かして、骨盤を回転させる必要があります。
具体的には、手首・足首の操作。手の甲と足の甲の筋肉の緊張具合の調整により、股関節をコントロールすることになります。

村上先生は、「膝を右に回した場合、肩が左に回ります」というのが、「誰もが行っている自然な動作」だと書いています。
ところが、これはAタイプ特有の動きであって、Bタイプはこの動きにはなり得ない。

これは、村上先生の周囲(先生と生徒の集団)、あるいはプロ教師を含めた「プロ教師が教える、日本の社交ダンスの集団」に
おいて、Bタイプの人間が存在せず、社交ダンスという「集団」のほぼ全員がAタイプで占められている・・・・ということを
意味します。

実際には、プロ教師の意図的な指導によって、Bタイプのカラダの動きを排除しているということになるのでしょうけど、
プロ教師の「オレ様理論」によって、「社交ダンスのプロ教師の周囲に残っているのは、Aタイプの人だけ」という現象が
実際に起きていたりします。 考えただけでも恐ろしい現象が起きている・・・・・ことになります。

「気にいらないヤツは排除する。仲間内だけで集団を作る。異論はすべて嫌がらせと見なす」という集団形成の産物ですね。

4s072c.png

「膝を右に回した場合、肩が左に回ります」ってのを追求していくと、Aタイプで、姿勢を起こした姿勢になります。
ヒップを吊り上げて、鳩尾(みぞおち)を吊り上げ手、姿勢を垂直に保つ。
股関節は、極限まで後ろに引いて、可能な限り、軸から遠ざけておく。
この姿勢をキープしていれば、膝を左右に回転させることが、ものすごく簡単になります。

じゃぁ、どうして、「どうして初心者はCBMをうまく使えないのか?」という疑問。
これに答えてみましょう。 簡単ですよ。こんなの。

まず、村上先生のいう「Aタイプの動きの中にあるCBMと称する動き」が、本来のCBMなのか?
という議論は保留にしておいておきます。

人間には、(石につまづいたりして)バランスを崩したとき、姿勢を垂直に保とうとする本能があります。
膝に体重が掛からないようにして、カラダを起こして、垂直に立つ本能。 Bタイプの姿勢ですね。

もう一つは、膝の上に体重を乗せて、「膝で上半身のすべての体重を受けよう」とする本能もあります。
膝で体重を受け止めてから、膝と足首の屈曲でバランスを取る本能。これが強いとAタイプになります。

社交ダンスは、カラダを垂直にしたままで踊りますから、姿勢を垂直に保とうとするBタイプの本能の方が
強い人は、「膝を右に回した場合、肩が左に回ります」という動きが出来ない、もしくはやりづらくなります。

逆に、上半身の体重を、膝で受け止めて、膝と足首の屈伸で取ろうとするタイプの人は、
「膝を右に回した場合、肩が左に回ります」というのが、簡単にできてしまうわけです。

どっちが優秀なのか? って話なのですが、
日本の社交ダンスでは、「膝を右に回した場合、肩が左に回ります」というのが出来ないヤツ
(それ以前に、膝を左右に回転させることが出来ない人)は、ダンスが出来ない「ダンス音痴」として扱われますし、
「膝と肩を逆回転させることが、CBM」だと、生徒に教え込んでいる(叩き込んでいる)わけだから、
「膝と肩を逆回転させることが出来ないヤツは、万年初心者、死ぬまで初心者」として扱われます。

どう考えても、こんな指導の下では、結果的に(4スタンス理論でいう)Aタイプの人だけしか、残らないですね。

社交ダンスのプロ教師および、プロ教師の周囲にいる人のほとんどがAタイプであって
「その集団に、長年慣れ親しんだほとんどすべての人が、Aタイプの動きをする」のだから、
  「なぜ初心者は、CBMというより「膝と肩との逆回転」が出来ないのか???」
みたいな、疑問が出てくるわけです。

初心者は、人間が持っている、Bタイプ的な本能を持っている。 だから、「膝と肩の逆回転」が上手に出来ない。
社交ダンスのプロ教師は、Bタイプの本能を、反復練習によって、叩きつぶす。
そうすると、Aタイプの動きだけになるので、「膝と肩の逆回転」が出来るようになってくる。

膝に体重を乗せて、膝と足首を深く曲げて、膝と肩を逆回転させる。
そして、肩を後ろに引いた状態で、肘を後ろに引いて、カラダを固める。
そこから、肘の力を抜くと、ゴムのように、勢いよく肩が前方に飛び出してくる。
これが、日本のプロ教師が教えるCBMの原理。

Aタイプの個性の強い人なら、1ヶ月くらいで理解できるだろうけど、
Bタイプで、他のスポーツやってる人だと、何度教えても、こんなの理解できないと思う。

日本の社交ダンスでは、「Bタイプは存在しないことになっている」ので、
こういうのを、「マトモな人間ならば、みんなが知ってる、CBM」みたいな感じになってる。
ほんとうに、それが正しいのか?
正しいと思っている人だけで、集団形成をやってるのだから、その集団からすれば、
「そのCBMのやりかたは、絶対に正しい、完璧に正しい!」ということになるのだろう。

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2017年3月 2日
投稿40 社交ダンスとは何か?その16
 2017/03/02(木) 14:43:18  カテゴリー:「社交ダンス」とは何か?  投稿者:sanzo

今回は、「4スタンス理論」の存在が、「日本の社交ダンス」のプロ教師にとっては、
「決して、存在してはいけない理論!」であり、そんなものを唱えていく人間は、
「社交ダンスから、徹底して排除され続けてきた」ということを証明していく。

例えば、丁半ばくちで、「赤い1」のさいころの目が2つ、出ていたとする。
紛れもない丁(2で割り切れる)である。
でも、周囲をピストルに囲まれて、残りの全員に「半だろ!」と言われたら、
「2で割り切れるはずの、サイコロの目が、半である」ということになる。
「1+1=2」を、「半(2で割り切れない半端)」と言えないヤツの頭には、躊躇無く、ピストルの弾が飛んでくる。

長年、風俗営業法によって、管理されてきた「社交ダンスのプロ教師が教える、社交ダンスの理論」には、そういう一面が散在する。
なにがあろうと、風俗営業法の適用除外を受けた「プロ教師」には、「理論的な反論」をすることが許されなかったのだ。

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まず、人間の立ち方。

人間が、膝を伸ばして立った時、「5つの基点」は一直線にならぶ。
2本足で立つことができる「動物」のウチ、土踏まず・膝(ひざ)・股関節(こかんせつ)が「垂直な一直線」に並ぶのは、人間だけ。
人間以外で二本足で立つことの出来る動物は、膝を真っ直ぐに伸ばして立つことができず、膝と股関節は垂直にすることも出来ない
(人間以外は、足の裏と膝が軸になり、股関節は軸から外れる。しかも、多くは膝よりも股関節の方が低い位置になる)

人間の場合も、膝を曲げて立った場合は、「2種類の立ち方」に分かれる。

Aタイプは、動物と同じ、足の裏と膝が、軸の上にあって、股関節は軸から外れている立ち方である。
基本は、「足の裏・膝・みぞおち」で軸を作り、腕は「カラダを垂直に立てる」という目的のために使う。

Bタイプは、立ち方は、多くの動物とは違うが、動きの原理は多くの動物と同じになる。
「足の裏・股関節・クビの付け根」で軸を作る。 膝は軸から外して、体重が掛からないようにする。
この方法では、常にカラダを垂直に保って静止し続けることは出来るが、前後に動くことは出来ない。
そこで、「腕(前足)を前方に着地させる」ときと同じ腕の使い方をすることにより、前足に軸をつくってカラダを動かす。

人間には、両方のタイプがいて、子供の頃からの、「慣れ親しんだ腕の使い方」によって、どちらのタイプかが決まってくる。
にも、関わらず、日本の社交ダンスにおいては、この違いに「一切、触れない」ことが暗黙の了解になっている。

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社交ダンス(スタンダード種目)は、
  「カラダを数直に保ったまま」で、両腕を持ち上げて、両肘を肩の高さで固定する」
という条件がつくので、Aタイプ・Bタイプの違いが明確になってくる。

Aタイプは、
  如何にして、腕を使ってカラダを垂直に保ちながら、
  如何にして、左右の膝に交互に体重を乗せながら、交互に足を動かしていくか?
であり
Bタイプは、
  如何にして、両方の股関節に体重を乗せたまま、
  如何にして、前足の軸(腕を使った軸)を使って、カラダを動かすか?
ということが、「動きの基本」になってきます。

社交ダンスでは、「みぞおちを引き上げろ」とか「下を見るな、2階席を見て踊れ」とった注意(アドバイス)は
存在しますが、AタイプでもBタイプでも、このアドバイスは成立します。

Aタイプは、意識的に「股関節」を後ろに引いて軸から外し、クビの後ろと股関節を引っ張り合います。
こうすることで、ボディを垂直に保つことが出来ます。(油断すると下を向いて姿勢が崩れる)
そこで、「上を向く」ことを意識し、みぞおちを引っ張り上げるこよfr、姿勢を保ちます。

それに対し、Bタイプは、前足を伸ばして、「前方の床に前足を着けるとき」と同じ筋肉の使い方をすることにより
カラダ全体の筋肉に、「前足の上に重心が来たときと同じ筋肉の変化」が起きます。これで「みぞおちが、引き上げられる」
さらに、腰の骨が、「あごの下」に向かって引き上げられるので、足の裏を床に貼り付けていても、「上半身が浮き上がるような軽さ」を得ることができます。
これは、4本足の動物が、前足を掛けることであごを引き上げて、頭を持ち上げる動作。および体重を前足の方に移動するときの動作を
垂直に立っている人間が行った。。。ということになります。

結果的に、AタイプとBタイプは、「まったく基礎が違う」踊りになります。

-*-

日本のプロ教師の社交ダンスは、ほぼ例外なく「Aタイプ」を基礎としていることの一つに
膝の使い方があります。

shino116a.png

膝の上に軸を置いているAタイプでは、簡単に膝を回転させることできます。
篠田先生の説明の通りであり、異論を挟む余地はありません。

でも、膝を軸から外しているBタイプでは、膝を回転させることは出来ません。
膝を回転させようとしても、カラダは回転しませんし、無理に膝を回転させようとすると、膝関節が壊れてしまいます。
当然といえば当然ですね。 非常に危険です。

Bタイプでカラダを回転させるには、「膝」では無く、4本足の前足に相当する「腕」、前腕と手首、てのひらを回転しながら
腕を床に着けるときと同じ、筋肉の使い方をすれば良いことになります。
「左右の股関節を固定しておいて、てのひらに圧力を感じながら、手首を回転させてやれば、カラダが回転していきます」

Bタイプでは、左右の股関節が「軸」になってるのですから、膝の回転はまったく無意味です。

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ワルツのナチュラルターンでは、1歩目右足の膝を内側に使う・・・とか書いてあります。

膝で「軸」を作り、膝の上に体重を乗せて、股関節を「軸」から外す、Aタイプでは、
体重を乗せた「支え足」の膝を内側に乗せながら、スウィングする足(動く足)を大きく動かすことは、とても重要です。

膝と肩の角度は大きく変わりますから、思いっきり、「膝を左右に回転こと」により、カラダの向きをコントロールさせる必要性があるからです。
Aタイプの人が、膝を左右に回転させずに、スウィングを掛けたら、バランスを崩して倒れてしまいます。

それに対し、Bタイプの人が膝を左右に回転させようとすると、すぐに膝が壊れて「病院送り」になってしまいます。
Bタイプのナチュラルターンは、2歩目の左足の着地点(スウィング完了のポイント)に、左手(左の前足)を着けるような感覚で、
左腕を回転させながら、左腕の筋肉を変化させていくことになります。

左手の着地の目標点(スウィング完了のポイント)の真下に、スウィングする左足が動いていきます。
4本足のネコが、左前足の真下に、左後ろ足を引き寄せるのと同じ動作原理(これを垂直に立った姿勢で行う)です。

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村上先生のCBM(コントラリー・ボディ・ムーブメント)の説明は、とてもわかりやすい。

人間のカラダは「膝を右に回したとき、肩が左に回ります」と書いてあります。
これが出来ない人は、人間にあらず。 ダンスを踊る資格がない! ということになります。

社交ダンスの指導者を目指す場において、「CBMの動きの説明」は、プロ資格を取得する時の絶対条件ですから、
「膝を右に回したとき、肩が左に回ります」というのが出来なければ、日本の国内において、社交ダンスの指導者になれないとことになる。

Aタイプのように、膝で軸を作った場合、この動作は簡単にできます。
というより、膝を回転させようとすると、バランスが崩れますので、意図的に股関節を軸から外そうとします。
その動作によって、膝と肩は逆方向に回転します。
慣れてくると、これが、社交ダンスにおける「自然の動作」であり「基本の動作」になってきます。

でも、Bタイプのように、土踏まず~股関節~頸の付け根(ネック)で軸を作った場合、
膝を回転させても、肩は逆方向には動きませんし、そもそも、膝を回転させることが難しくなります。(膝が壊れます)
骨盤と肩の向きを変えるときには、「左右の足の甲」と「左右の手の甲」の力加減を変化させます。
前後4つの「甲」の人差し指側と薬指側の力加減を変化させれば、骨盤の向きと肩の向きを、
それぞれ独立して自由自在に変化させることが可能になりますので、「Aタイプの言うCBM=肩と膝が逆方向に動く」という動きのシミュレートは出来ますが、
根本的に、「AタイプのCBM」「膝を回転させることにより、カラダをねじり倒す」動きとは、全く違う原理になります。

日本のプロ教師は「風俗営業法」という法率を使って、「Bタイプの人が、ダンス指導者になろうとすること」を否定してきました。
風俗営業法は、少女売春を取り締まったりする法律です。

「膝は自由に左右に回転するモノでアリ、膝を右に回転させたら、肩は左に回転しなければならない」
という、むちゃくちゃな理論を振りかざし、それが出来ないタイプの人間に対しては、「人格破壊」を行う。

Bタイプの人間が、Bタイプの踊りを教えようとすると、風俗営業法に違反して、少女売春より酷い罪に問われる歴史が続いてました。
Bタイプの踊り方をすること・それを伝えようとすることは、少女売春よりも悪いことなのでしょうか?
あまりに、馬鹿げています。

冗談のような話ですが、「風俗営業法」という法律を使って、Bタイプの人間を排除し続けていたのが、日本の社交ダンスだというわけです。
Bタイプの踊りの中に「本当のCBM」があるとしたら、日本の社交ダンスの「プロ教師」制度は崩壊します。
ただし、日本のプロ教師は、Bタイプの人間を排除し続けることによって、それを認めないでしょう。

Bタイプの意見を徹底的に排除し、無視し、追い出してしまえば、Aタイプの踊りが「日本の標準」として、100年先も行き続ける。
「他人の意見を徹底的に無視する人間が、偉い人間で、無視される人間は人間のクズである!」
日本のプロ教師は、こんなこと、いつまで続けるのでしょうか?

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2017年2月24日
投稿35 社交ダンスとは何か?その15
 2017/02/24(金) 23:28:30  カテゴリー:「社交ダンス」とは何か?  投稿者:sanzo

今回も、前回に引き続き、「社交ダンス(スタンダード種目)の立ち方」を通じて、「4スタンス理論」の「根っこ部分」に切り込んでいこうと思います。
廣戸聡一さんの「4スタンス理論」の4つ分類方法の「根底」には、何があるのか?
「社交ダンス」を通じて、それを探っていきましょう?

4sb1.png

「正しい身体の動かし方は4つある」「人間の身体動作の特性は4つのタイプに分類される」と書いている。
たしかに、そのとおり。
日本のほとんどの社交ダンス教室は、問答無用で「Aタイプ」のカラダの動きを教えてます。
AタイプとBタイプの人がいて、カラダの使い方が違うので、相手の動きを尊重すべきなのですが、
「Aタイプ」が、強引に自分の踊りを通そうとすると、「Bタイプ」の肩や腰、膝にダメージを与えたり、
最悪の場合、怪我をしたり、後遺症が残ったりするリスクがあります。
(マナーとかルールという言葉以前に、相手に怪我させないのは、人間として大前提なんだけどね。)

社交ダンス(スタンダード)の場合は、自分に合った「4つのタイプ」のままで踊りきるよりも、「クロス」と「パラレル」を
切り替えながら踊った方が、大きな踊りになる。

教本でいうならば、基本は「クロス」のボディを作り、教本に「CBM」と書かれたところでは「パラレル」に切り替える。
Aタイプなら、基本がA1のボディで踊り、「CBMと書かれたところ」ではA2のボディに切り替える。
Bタイプなら、基本がB2のボディで踊り、「CBMと書かれたところ」ではB1のボディに切り替える。
こうすると、ボディが切り替わるところで、大きな動きができる。

4s308b1.png

じゃぁ、A1~A2、B2~B1のボディの切り替えは、どうやってやるのか? って話になる。

廣戸聡一さんは、「4つのタイプは、それぞれパワーポイントが異なる」ということを説明している。
ならば、それを逆手に取ればいい。

4つのタイプの特性を覚えてしまえば、掌(てのひら)の感触を変えてやるだけで、ボディのタイプが変化する。
社交ダンスは、男性の左手と、女性の右手でコンタクトを取っているので、状況に応じて、てのひら感触を、微妙に
変化させてやればいい。
Bタイプのナチュラルターンで、てのひらの感触を「B2」で踊り始めて、1歩目の左足が着地する直前で「B1」に変える。
そして、2歩目の右足が着地する手前で「B2」の握り方に戻してやる。

これで大きく安定したナチュラルターンが踊ることが出来るだけでなく、
女性の右手のコンタクトも変化させるので、女性のボディの動きも、B2→B1→B2と変化します。
結果として、「男性の左手の掌(てのひら)の僅かな変化」で、女性のボディを動かすことができます。

Aタイプの場合は、Bタイプとは、切り替えのタイミングが違うのですが、てのひらの感触の切り替えで、
A1→A2→A1の切り替えが出来れば、大きなナチュラルターンが踊れると思います。

ただし、日本の社交ダンスのプロ教師は、「4つのタイプ」を認めてないので、
 「掌(てのひら)が動かないように、がっちり腕を固めて、着地時点で、手首をねじって、ボディを回転させる」
 「CBMというのは、ボディをおもいっきり、ねじり倒すこと」
とか、そういうふうに教えてるケースが多いようです。
なので、男性の左手の掌(てのひら)の役割が、どれくらい重要なのか・・・・ってのを、誰も理解しようとしない。

日本の社交ダンスのプロ教師は、
 「男性は、女性の右手を力一杯、握ったままで、腕全体を動かさないように固めるべし!」
みたいな感じで教えてますよね。

そういう教え方は、確かに簡単でいいけど、「腕のパワーポイント」もクソもないしですし、「腕のパワーポイント」
を上手に利用して踊ってる人(厳しい練習をしている人)は、強いダメージを受けたり、怪我をする可能性が高くなります。

相手に怪我をさせるリスクのある踊り方が「一流のプロ教師が教える、一流の社交ダンス」と言えるのでしょうか??


4s106b2.png

日本のプロの先生は、「ライズ」をどのように教えているでしょうか?

踵(ヒール)を床から浮かして、足首を伸ばして、高い姿勢を取ることが「ライズ」
踵(ヒール)を床に着けて、膝と足首を曲げて、低い姿勢を取ることが「ロアー」
とか、そういうふうに捉えている人が多いはずです。

ライズにも2種類あります。
「足首が曲がりやすい姿勢」から、踵(ヒール)を吊り上げて、足首に力を入れて落ちないように耐えているライズ。
「足首の力を抜いても、相手の女性がぶら下がってきても、足首が曲がらない」そういう姿勢でのライズ。
外見上、同じような「踵を浮かせている」ライズでも、根本的に両者の「ライズ」は異なります。

じゃぁ、どっちがいいのか? 社交ダンスのプロ教師は、そんなことを教えない。
 踵(ヒール)を持ち上げたまま。電車のつり革につかまって、足首を徹底的に鍛えなさい。
みたいな感じでしょう。
 足首の力を抜いても、踵(ヒール)が床に着かない、足首が固定される立ち方があるよ!
とは、絶対に教えない。

なぜか???
プロ教師は、「人間の身体の動かし方には4種類ある」ということを認めたくないはずです。
それを認めたら、日本の「プロ教師の教え方」に矛盾が出てきて、「プロ免許制度」が崩壊するから。
あくまで推測だけど。

日本の社交ダンスで「Bタイプ」の立ち方を認めたら、日本の「プロ免許制度」はひっくり返る。
あくまで推測だけど。

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2017年2月23日
投稿34 社交ダンスとは何か?その14
 2017/02/23(木) 10:39:49  カテゴリー:「社交ダンス」とは何か?  投稿者:sanzo

今回は、「社交ダンス(スタンダード種目)の立ち方」を通じて、「4スタンス理論」の「根っこ部分」に切り込んでいこうと思います。
廣戸聡一さんの「4スタンス理論」の4つ分類方法の「根底」には、何があるのか?
「社交ダンス」を通じて、それを探っていきましょう?

4s072c.png

まず、社交ダンスの立ち方・踊り方には2種類あります。

右の(A)は、膝に垂直軸を作って体重を乗せる、股関節を後ろに引いて軸から外す。
踊るとき(歩くとき)は、左右交互に、片方の膝に体重を掛け、反対側の膝を持ち上げる

左の(B)は、膝を軸から外し、両足の土踏まず・股関節・クビの付け根(ネック)に軸を作る。
両足の股関節を軸から外さないようにして、腕(前足)に新たな軸を作り、前足の軸を変化させていく。

どちらでも踊れますが、日本のダンス教室では、「正しい踊り方」は(A)に統一されているかと思います。

neko1.jpg

これはネコです。 「This is a cat.....」 ん、なんか違う!?
誰が見てもネコです。

neko2.jpg

ネコが、「前足に体重を掛ける」ときの、肉球の動きは、(A)(B)どちらでしょうか?
想像してみましょう。
左側の(B)は、前足に体重を掛けて、アタマを持ち上げる時の、肉球の使い方。
左側の(A)は、後ろ足でジャンプしたり、2本足で立ち上がろうとする時の、肉球の使い方
だろうと、想像できます。

つまり、「親指の肉球」の使い方を変えるだけで、「カラダ全体の動き」が大きく違って来る
であろうという仮定することが出来ます。
ならば、その仮定が成り立つか、検証していけばいい。

4s072b.png

こちらは、「4スタンス理論」の「Bタイプ(左)」と「Aタイプ(右)」です。
膝を曲げた時、
 「膝を軸にして、股関節を軸から外している」のが「Aタイプ」です。
 「膝を軸から外し、股関節を軸にしている」のが「Bタイプ」です。

写真では、両方とも、両腕を降ろしています。
ここから、両腕を真横に伸ばして、肘を肩の高さまで持ち上げてみましょう。
社交ダンス(スタンダード種目)のホールドを作るときには、この作業が必要です。

まず、垂直に降りている腕を、斜め下45度(みぞおちの高さ)まで持ち上げるには、
「ネコの手根球に該当する部分を、腕の中に押し込む」ようにします。
そうすると、肩に力を入れなくても、腕が斜め下45度くらい、簡単に持ち上がります。

ここから、肘(ひじ)を「肩の高さ」まで持ち上がるには、どうすればいいか?
「Aタイプ」は、「ネコの親指の肉球」に該当する部分を、「外側に引っ張り出す」ようにします。
「Bタイプ」は、「ネコの親指の肉球」に該当する部分を、「手の中に押し込む」ようにします。
この時、両腕の向きは、「Aタイプは真横」、「Bタイプは斜め前」になります。

こうすることで、肩に力を入れなくても、両肘は、肩の高さまで、軽々と上がっていきます。

「ネコの親指の肉球」に該当する部分の使い方を間違えると、
  「両肩が持ち上がって、クビが縮んで、腕が下がって、お腹が出る」
という最悪のパターンになります。 先生に「叱られる」パターンですね。

dv1101a.png

「トッププロのランクアップレクチャー」ということで、西尾浩一先生のタイプを判定してみましょう。

西尾浩一先生は、ほぼ確実に「Aタイプ」の立ち方をしていると推測できます。
そして、腕を持ち上げる時に、「ネコの親指の肉球」に該当する部分がめくれるように、外側へ引っ張りながら腕を持ち上げていると推測できます。

「Bタイプの立ち方」であれば、腕が真横に上がってこない(斜め前になる)ですし、
「ネコの親指の肉球」に該当する部分を、手の中に押し込むようにすると、掌(てのひら)は天井を向きません。
「Bタイプ」の人が、西尾浩一先生の真似をすると、肩が上がって、クビが縮んでお腹が飛び出してしまいます。

消去法で考えても、「Bタイプはあり得ない」と考えられますので、西尾先生は「Aタイプ」だと推測できます。

dv1101_irvine039.png

今度は、イギリス人のビル・アービンのお弟子さんのタイプを判定してみましょう。

こちらは「Bタイプの立ち方」つまり、膝を軸から外して、両方の股関節を軸の上に置いて、両腕を持ち上げているはずです。
掌(てのひら)が床の方を向いていることから、「ネコの親指の肉球」に相当する部分を手の中に押し込んでいることがわかります。
このことから考えて、ビル・アービンのお弟子さん(ビル・アービンが教える社交ダンス)は、「Bタイプ」だと推測できます。

こんどは、消去法で考えて見ましょう。
「Aタイプ」の立ち方、つまり、膝を曲げたときに、膝で軸を作り、股関節を軸から外した状態で、腕を斜め上に持ち上げると、
カラダ全体が後ろに反り返った姿勢になって、後ろにぶっ倒れてしまいます。
つまり、消去法でみても「Aタイプ」はあり得ません。 ほぼ確実に「Bタイプの立ち方」であろうと、推測できます。

どうでしょうか?
西尾浩一先生と、ビルアービンのお弟子さんのホールドの作り方は、まるっきり違っていることから考えて、
社交ダンスのホールドは「Aタイプ」でも「Bタイプ」でも、作れることがわかると思います。

そして、両者の違いは、「ネコの親指の肉球」に該当する部分の使い方の違い。
たったそれだけの違いが、カラダ全体の動きを大きく変える・・・・・ということが、わかると思います。

tatsu00.jpg

ここまでの説明で、いくつかの大きな疑問を持たれる人も、いると思います。
  何故、日本の社交ダンスは、「両肘を真横に伸ばせ」と教えているのか?
という点と、
  外国人の写真を見ると「両肘は、斜め前ではなく、真横にある」ように見える、
という点です。

この疑問は、簡単に説くことができます。
ビル・アービンのもう一人のお弟子さん、マーカス・ヒルトンのレクチャーです。

マーカスヒルトンは、「社交ダンスのホールドの作り方」として、左手をお腹に、右手を背中に当てています。
なぜ、こんな「クソ面倒くさい」ことをやっているのでしょうか?

この姿勢で、膝を曲げて見れば、すぐにわかります。
膝を深く曲げても、土踏まず・股関節・クビの付け根(ネック)を結ぶ「軸」は崩れません。
膝が軸から外れると同時に、左手で押さえられた「みぞおち」も「軸」から外れます。
これは、紛れもなく、4スタンス理論でいう「Bタイプ」の立ち方です。

膝で軸を作る「Aタイプ」の立ち方で、膝を曲げながら、このホールドを作ろうとすると、
後ろにぶっ倒れてしまいます。 このことからも、マーカス・ヒルトンのホールドは「Bタイプ」だと推測できます。

では、左腕をお腹・右腕を背中に置いた【4】の姿勢から、両腕を開いて、両肘を肩の高さに持ち上げてみましょう。
やってみるとわかりますが、両腕・両肘は、「斜め前」ではなく、「真横」に伸びていきます。

つまり、腕を降ろしてから、「左腕をお腹・右腕を背中に置く」という「たった一つのプロセスを入れる」ことにより、
腕全体に「微妙な筋肉の変化、微妙な腕の収縮」がかかり、斜め前に持ち上がるはずの腕が、真横に上がっていきます。
この時の「ネコの親指の肉球」に相当する部分の使い方は、「手の中に押し込む」方向です。
つまり「Bタイプ」。

「Bタイプの人」が数日~数週間、腕を持ち上げる練習をして、腕の使い方に慣れてくれば、「左腕をお腹・右腕を背中に置く」
というプロセスを経なくとも、腕を降ろした状態から、「腕に微妙な筋肉の変化」を加えながら腕を持ち上げることが出来るように
なります。
その場合、「肘」は真横に来ますので、肘の位置だけを見るならば、「何も知らない、Aタイプの入門したのドシロウト」も
「腕にに微妙な筋肉の変化を加えたBタイプの上級者」は、まったく同じ肘の位置になります。
肘の位置が同じでも、カラダの使い方・腕の使い方が、上級者とドシロウトで同じかと言えば、そうではありません。
シロウト判断は禁物です。

社交ダンスを始めたばかりの、ドシロウトが、何も考えずに、一気に、腕を真横に持ち上げようとしたときに
簡単に真横に腕があがるのが「Aタイプの初心者」であり、姿勢が崩れてしまうのが「Bタイプの初心者」です。
ところが、マーカス・ヒルトンが教えている、「左腕をお腹、右腕を背中」というたった一つのプロセスを加えた場合、
状況は一変します。
今度は、「Aタイプの初心者」はど派手に姿勢を崩し、「Bタイプの初心者」は、綺麗なホールをが作れます。

一つのプロセスを加えるだけで、「出来る人」と「出来ない人」が、入れ替わってしまいます。

一般の世界では、「ドシロウト(入門したての人間)の考えることは、間違っていることが多い」のですが、
日本の社交ダンスでは、「老人ホームから、チャンピオンまで、統一した基礎で教えましょう」みたいなことを
やってますので、「入門した手のドシロウトが考えた発想」を「日本国内において統一した社交ダンスの基礎」
として扱われます。

これって、なんとかならなものか・・・・と思うのですが、状況が改善されるのは、100年後くらいかな。

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2017年2月22日
投稿32 社交ダンスとは何か?その13
 2017/02/22(水) 10:15:23  カテゴリー:「社交ダンス」とは何か?  投稿者:sanzo

廣戸聡一さんの「4スタンス理論」によると、
 「正しい体の動かし方は一つではない!」
 「4つのタイプ、それぞれに合った運動法で、驚きの力が出せる!」
 「タイプに合った動きで最大限の力が出せる」
とか書いてある。

各種スポーツにおいては、カラダのたくさんの部位を同時に動かすので、
実践のスポーツの中では、4つのタイプの違いを把握しずらいし、
4つのタイプの特性を極めることも、(他の要素が複雑に絡むので)難しくなってくる。

それに対し、「カラダを垂直に保ち、両腕を持ち上げて、両肘を固定ながら、左右の足を交互に動かす」
という大前提の「社交ダンス(スタンダード種目)」は、タイプの違いを把握しやすくなってくる。

巷では、「カラダを垂直に保ちながら歩く、2足歩行ロボット」の研究・開発が行われている。
「人間の2足歩行」の複雑なメカニズムを研究した上で、高度なプログラムをつくって、2足ロボットを動かす。
この「2足歩行ロボット」に関連する研究費・開発費の合計が、(世界中をあわせて)どの程度の金額になるのかは、
想像できませんが、かなりの金額になるであろうは、想像できます。

この時、「カラダを垂直に保ち、両腕を持ち上げて、両肘を固定ながら、左右の足を交互に動かす」社交ダンスの動きには
大きくわけて「2種類の動き」が存在するのであれば、「人間の歩行を模範とする2足歩行ロボット」にも2種類の動き方
のプログラムを開発する必要が出てきそうです。

つまり「社交ダンスの2種類の動き方」の違いを徹底的に研究することは、「2足歩行ロボット」の研究・開発の過程で、
重要な役割を果たすはずであり、「社交ダンスの動き方」の違いの研究を「国家プロジェクト」として、数千億円から数兆円
程度の膨大な研究費を使ったとしても、すぐに元は取れそうな気がする。


4s072c.png

これは、「片方の足を動かす直前の軸の形成」の比較ですが、違いは、明らかですね。

-*-

廣戸聡一さんの「4スタンス理論」は、かなり精密な検証の元に書かれていますが、
人間のカラダの動きに対する「見落とし」が、いくつかあるように思います。
つまり、廣戸聡一さんの4スタンス理論の「枠の外」の技術テクニックを使っている社交ダンスのダンサーは
戸聡一さんの4スタンス理論よりも、技術的に「上に立てる」ということになりますね。

「4スタンス理論」で、見落としている箇所は

 (1)上半身の無駄な動き(エネルギー)を最小限にしつつ、最大のボディ・ムーブメントを得るためには、
   「クロス」と「パラレル」を、切り替える方法が効果的である。
   Aタイプならば、カラダに、A1→A2→A1 という変化を与えることで、大きなムーブメントを得る。
   Bタイプならば、カラダに、B2→B1→B2 という変化を与えることで、大きなムーブメントを得る。

   これをやるときには、自分のとは違うカラダの動き、A1の人はA2のカラダの特性を勉強すべきだし、
   B2の人はB1のカラダの特性を勉強する必要がある。
   A1とA2、B2とB1の違い、つまりクロスとパラレルの違いは、腕(もしくは掌/てのひら)の使い方
   の違いなので、腕の筋肉の使い方を変化させれば、クロスとパラレルを簡単に変化させることができます。

   「4スタンス理論」による、自分が持っている「4つのうちの1つのタイプを、徹底的に追求する」方式を
   提示していますが、「2つのタイプを交互に切り替える方式」の存在を、見落としてます。

 (2)「左右の足の2つの軸」に関しては、かなり精密な検証がなされているけれど、
   腕(動物で言えば前足)~肩甲骨に出来る「腕(前足)の2本の軸」は、まったく想定されていない。
  
  Aタイプは基本的に、交互の足の膝~母趾球(ボール)に体重の乗せていくことが、基本になりますが、
  Bタイプでは、両足の股関節に均等に体重を乗せたまま、「左右の腕に作られた軸」の変化でカラダ全体を
  動かしていく・・・・という、面白い動きが可能になります。

  「4スタンス理論」では、Bタイプを語るときの「前足の2本の軸」の存在を見落としているため、Bタイプ
  で可能な動きが、かなり限定的なものになっています。

 (3)パラレルタイプは、背中(または胸)に四角形(□印)の枠が作られるので、上半身と下半身にねじれが生じない。
   クロスタイプは、背中(または胸)にクロスする軸(×印)の枠が作られる、上半身と下半身にねじれが生じやすい。
   ということになってますが、ここに大きな見落としがあります。
 
   この前提が成り立つのは、足首の屈曲(足首を曲げたり伸ばしたり)が、自由に行われるときです。
   しかしながら、「足首の屈曲が極度に制限されたとき」のカラダの回転に関しては、この前提は成り立ちません。

   「材木で作られた家」を考えて見ればわかります。
   四角形の枠組みの家(駐車場などで筋交いを入れることができない)は、地震などで揺れたときに、「ゆがみ」が生じて
   安定感が無くなります。
   ×印に斜め方向の「筋交い(すじかい)」の入っている家は、「ゆがみ」が発生せず、水平・垂直の枠が保たれます。

  つまり、「足首の屈曲が極度に制限されたとき」のカラダの動きは、
  パラレルタイプはカラダに「ゆがみ」や「ねじれ」が生じますが、クロスタイプでは背中の形は変化しません。
  「4スタンス理論」では、これを見落としています。

 (4)「足首の屈曲(曲げ伸ばし)を最大限に大きくするほうが良い」のか、「足の屈曲を極限まで制限した方がよい」のか
  という点に、まったく言及していません。
  シロウト的に考えると、「足の屈曲を最大限に使った方が大きな動きができるであろう」と考えたくなりますが、必ずしも
  そうとは限りません。

  パラレルタイプは、足の指を反らせた時に、足首の屈曲が大きくなります。
  一方、クロスタイプは、足の指を反らせると、足首の屈曲が出来なくなります。
  (爪先を床に着けて、踵(ヒール)を高く持ち上げた姿勢では、足の指は外側に大きく反ります)
  
  パラレルタイプは、足の指を内側に曲げたとき、足首の屈曲が出来なくなります。
  一方、クロスタイプは、足の指を内側に曲げると、足首の屈曲が大きくなります。
  (床に「薄い紙」を置いて、足の指で紙を掴むようにすると、足の指は内側に曲がります)

 社交ダンスでいうならば、踵(ヒール)を高く持ち上げて、足の指を外側に反らせた姿勢は、「ライズ」に相当します。
 この「足首を反らせた姿勢」つまり、ライズに至る過程、または、ライズからロアーに変化する過程において、
 足首の屈曲(曲げ伸ばし)が自由に行えるパラレルタイプと、足首の屈曲を極限まで制限しているクロスタイプでは、
 どちらも、上手に踊れば、背中の形が崩れず、背中がゆだんだりねじれたりしない・・・ということになります。

 じゃぁ、足首の屈曲を最大化するのと、極限まで制限するのでは、どっちが大きな動きが出来るか??
 どっちが勝つか、実際に、勝負してみましょう! ということになってきます。
 (3)と(4)は、深く関係があるのですが、「4スタンス理論」では、この点も見落としてます。


・・・・というわけで、「4スタンス理論」が見落としているポイントを4つ挙げてみました。

「社交ダンス」で「踊り方の違い」を研究していけば、いろんなものが見えてきます。
国家プロジェクトをつくって、研究費を大量にぶち込んだとしても、メリットがあるはずです。
社交ダンスの踊り方の違いの研究は、将来性があり、多くの人の役に立ち、カネになるということです。

にも関わらず、日本のプロの先生は、
  「人間のカラダの使い方は、一種類であり、社交ダンスの踊り方も一種類である」
という前提で、ダンスの指導を行い、自分がどのタイプに属しているかを、口にすることもありません。

還暦をすぎたじいちゃん・ばあちゃんが、競技界の上位を独占し、1枚数万円のホテルの発表会のチケットを
じいちゃん・ばあちゃんに売りまくる。

こんなことばかりやっている社交ダンスのプロの先生に、「社交ダンスの将来性」を期待できるでしょうか?
社交ダンスのテクニックは、「4スタンス理論」を超えています。
ならば、「4スタンス理論」よりも「上」に立ってやろう!!! と考えるプロの先生が出てきてもいいはずです。
何故、出てこないのでしょうか?

還暦過ぎたじいちゃん・ばあちゃんを、競技のフロアに立たせることに夢中になって、「4スタンス理論など
糞食らえ」とばかりに、徹底的に無視することで、どれだけのステータスが得られるのでしょうか?

社交ダンスの先生にとって、競技会と称する「戦いの場」は、いったい、なんなのでしょうか?
競技をやるというのは、勝負して、他の人よりも、優位に立つではなないのでしょうか?
プロの先生にとって、競技会の理想の携帯は、「還暦過ぎの老人会」なのでしょうか??

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2017年2月18日
投稿27 社交ダンスとは何か?その12
 2017/02/18(土) 02:09:24  カテゴリー:「社交ダンス」とは何か?  投稿者:sanzo

廣戸聡一さんの「4スタンス理論」を社交ダンスに当てはめていくと、面白いものが見えてきます。

廣戸聡一さんによると、人間の動きは、4つのタイプに分類される。

自分と同じタイプの先生に習えば(努力次第で)上達する。
だけど、「タイプの違いを」意識せず、自分と違うタイプの先生に、いくら習っても上達しない。
(あえて「先生のタイプの動きを取得したい」のであれば、あえて違うタイプの先生に習えばいい)

ところが、日本の社交ダンスの先生は、「タイプの違い」を認めない。
 「オレ様はプロ教師である。オレ様の動きは100%、絶対正しい」
 「オレ様と違う動きをするヤツがいたら、そいつは人間にあらず。」
というのが、日本の社交ダンスのプロ教師である。

4s072b.png

まず、右側。人間が立った時の「軸」という考え方が書いてあります。
膝を伸ばして立った時には、5つの「基点」が一直線に並び、それが「軸」になります。
これは「Aタイプ」でも「Bタイプ」でも同じです。

5つの基点は、「左右の土踏まず」「左右の膝(ひざ)」「左右の股関節(ヒップ・ジョイント)」「鳩尾(みぞおち)」「クビの付け根(ネック)」の5点です。

じゃぁ、ここから、「膝を曲げて、姿勢を低くする」と、軸はどうなるか?
膝を曲げた場合、5つの基点のうち、どれかが「軸」から外れます。
あるいは、意識的に、どれかを「軸」から外す必要があります。

「Aタイプ」は、意識的に股関節を後ろに引いて、「土踏まず・膝・みぞおち」で軸を作ります。
「Bタイプ」は、膝を前に抜いて、「土踏まず・股関節・クビの付け根(ネック)」で軸を作ります。
あきらかに、膝を曲げた時の立ち方は、両者で違っている・・・というのが「4スタンス理論」。

社交ダンス(スタンダード種目)のルールは、
 「腕を持ち上げて、肘を持ち上げて、カラダを垂直に保ちながら、カラダを移動させる」
ことです。
ところが、「Aタイプ」の人は、「膝を曲げて軸を作る」と、上半身が斜めになってしまいます。
「Aタイプの軸」では、カラダを垂直に保てないので、そのままでは、社交ダンスは踊れません。

そこで、どうするか?

4s072c.png

「Aタイプ」は右の図になります。

まず、意識的に「股関節(ヒップ・ジョイント)」を後ろに引いて、股関節を「軸」から外します。
膝が曲がっている間は、股関節が軸の上に入らないように、股関節を引き続けます。
そして、ヒップを持ち上げて、骨盤を前傾させます。

そして、膝と足首の筋肉に「可能な限りの力」を入れながら、膝と足首を深く曲げていきます。
膝が前方に倒れていけば、「みぞおち」も前方に移動します。
股関節を軸から外すことで「膝・みぞおち・クビの付け根(ネック)」の「軸」が出来上がります。

それに対して、「Bタイプ」は左の図になります。

膝を曲げたとき、「土踏まず・股関節・クビの付け根(ネック)」で軸を作ります。
膝に力が入らないように、膝を軸から抜いていきます。
それと同時に、「みぞおち」の力を抜いて「軸に影響を与えない」ようにします。

「土踏まず・股関節・クビの付け根(ネック)」で軸を作ると、上半身は垂直になりますから
「社交ダンス」の条件をクリアーしています。
だだし、このままでは、動き出せません。
少しでも前方に動こうとすると、「垂直の軸」が、前方に倒れてしまいます。

実際、Bタイプの人が、Aタイプの先生に習って、Aタイプのカラダの動きで踊ると、、
ラダが前後に大きくブレまくるので、100年経ってもまともな踊りは出来ません。
(こんな酷い姿勢で踊れるのは奇跡だろ! 普通の人間なら倒れる! とか言われます)

じゃぁ、「Bタイプ」の人が、社交ダンスを踊るには、どうするか?
もう一本、軸を作ります。
「左手の掌(てのひら)で、前方の床を押す」ときと同じ、左腕の筋肉の使い方をします。
人間の腕の「てのひら」は、4本足動物の「前足の土踏まず」と同じ役割をします。

前足で床を押して、前足に体重を掛ければ、カラダは前方に進んでいきます。
なぜなら、前足(腕~肩甲骨)にも「軸」が出来るから。
実際に床を押さなくとも、床を教えたときと同じ「筋肉の使い方」をすれば、「前足の軸」が出来ます。

「後ろ足の軸」よりも「前足の軸」の方が強くなれば、カラダは前方に進んでいきます。
「前足をどこに着地させるか?」を決めれば、「前足の真下」に「後ろ足」が動いていきます。


どうでしょうか?

日本のプロの先生は、「軸に始まり、軸に終わる」みたいな感じで、姿勢が崩れたら「おまえは、軸が出来てない!」
みたいなことばかり、言ってるような気がします。
日本のプロの先生がいう「軸」というのは、左右の後ろ足の「2つの軸」のことです。

2本足の人間は4本足から進化してますので、「2本足でたっていても、前足の軸は、存在している」
ということを、日本のプロの先生は、絶対に認めないのです。

社交ダンスには「左右の前足と後ろ足、合計4本の軸のバランスや配分を巧みに変化させるテクニック」こそが、
面白いのに、日本のプロの先生は、「前足の軸」を一切認めず、「後ろ足の2本の軸」にこだわります。

なんなんでしょうか? この、他人を否定して、権威を保とうとする、異常なまでな頑固さは???
日本のプロの先生は、「ネコ」という動物を見たことがないのでしょうか??
ネコにも「軸」はあるだろ。 ネコの軸は「2本」じゃないだろ。
ネコが前足に体重を乗せたとき、前足の軸の方が、後ろ足の軸よりも強いだろ。

人間の「軸」も、それと同じなのですが。

社交ダンスのプロ教師は、何を言っても、絶対に認めない。
こういうのって、なんとか、ならないものか?

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2017年2月13日
投稿26 社交ダンスとは何か?その11
 2017/02/13(月) 09:35:05  カテゴリー:「社交ダンス」とは何か?  投稿者:sanzo

廣戸 聡一氏の「4スタンス理論」に関連して、興味深い質問があったので、
自分の考えをかいておきます。

4スタンス理論の4つのタイプは、簡単な自己診断チェックで、自分がどのタイプかを判断出来ます。
4スタンス倶楽部 > 4スタンスタイプ自己チェック法
A1、A2,B1、B2の4つのタイプに分類できる。

【質問1】4スタンス理論を利用した上達方法に、「スポーツ」はあるけど、「ダンス」や「武道・武術」が無いのは何故だと思われますか?

【返答1】正解は、著者に聞いてください。
というか、著者本人ではないので、予想の範疇に過ぎないのですが・・・・

例えばバレエや、相撲などでは、「開脚・太腿の外旋」した姿勢が「基本」になっています。
多分、これらを、4スタンス理論での分類すると「A2」か「B2」に該当するはずです。
開脚ベースのバレエは「4つのタイプどれでもOK」とは、言えないだろう・・・ということです。

バレエを始める前から「B2」の人と、「A1」以外の人がバレエを練習しながら「B2」のカラダ
の使い方を覚えるのとでは、どちらが有利なのかわかりませんが、少なくとも「A1」のカラダの
使い方をしたバレエ(内股の人のバレエの踊り方)を研究しても、だれも興味を持たないでしょう。

社交ダンス(スタンダード)の場合は、「両足を揃えて、両足の向きを平行にする」のが基本です。
「多くの人の普段の立ち方」は、「足をV字型に開いた形」なので、立ち方が微妙に違います。
じゃぁ、両足を揃えて、ボール(母趾球)の上に立つ時にはどうすればよいでしょうか?

・太腿(ふともも)を少し内側に回転させて、ボール(母趾球)の上に立つ方法(A1タイプ)
・V字型で立ち、踵(ヒール)を浮かせてから、踵の外側に体重を掛ける方法(B2タイプ)
の2つの立ち方、どちらでも「両足を揃えて安定して立つ」ことが可能です。
A2、B1は困難であり、「4つのタイプどれでもOK」とは、言えないだろう・・・ということです。


【質問2】「4スタンス理論」の著者が見落としている部分、間違っていると思われる部分などは、ありますか?

【返答2】4スタンス理論の著者は、「スポーツ整体師」の方ですから、カラダの使い方をかなり正確に把握していると思います。
ただし、注意すべきなのは、「静止している状態」から、「どうやって動きを加えるのか?」というのが、抜け落ちている点です。

例えば「A1」タイプの人が、「A1」タイプのカラダの動きを保ったままで、大きく前に進もうとすれば、
足首と膝の屈曲(曲げてから伸ばす)を最大限に使うことで、大きくカラダを前方に動かすことができます。
また、意識的にカラダを前方に倒していけば、否応無しに、左右どちらかの足が出るので、カラダは前方に動きます。
でも、「カラダに動きを加える」という方法は、それだけではありません。

Aタイプの人なら、「A1」の姿勢から「A2」に変化させ「A1」に戻す。
Bタイプの人なら、「B2」の姿勢から「B1」に変化させ「B2」に戻す。
こういった動きによって、「カラダに動きを加えて、大きく動く」ことが可能になります。
社交ダンスでは、「普通の動き」と「CBMの動き」があり、これを交互に繰り返しますが、
CBMの有無が、カラダのタイプを変化せることによって行われるのだとすれば、話は簡単です。

本来ならば、CBMとカラダの動きは、「A1→A2」なのか「B2→B1」なのか?という議論が起きるべきなのですが
日本の社交ダンスでは、プロの先生が「Bタイプ」の動きを「完全排除」しているので、議論にもなりません。
そもそも、社交ダンスのプロの先生は、「立ち方」の段階で、4スタンス理論の「4つのタイプ」の存在を認めていませんから、
「動きを加える」ことに対する議論など、起こりえるはずが無い・・・ってことですね。

【質問3】日本の社交ダンスにおいて、スタンダード種目は「圧倒的にAタイプ」だとしても、
ラテン種目においては「B2/B1タイプ」の人がいるような気がするのですが....

【返答3】たぶん、ラテン種目を主体にしている人においては、「Aタイプ」の人と、「Bタイプ」の人がいると思われます。
むしろ、ラテンのプロの先生に限定すると「Bタイプ」の先生の方が多いかもしれません。

本来ならば、プロの先生が、自主的に「自分は○○タイプです!」と言ってくれれば、習う方はありがたいのですが、
「オレ様が、何タイプか知りたければ、100おくまん円、もって来い!」みたいな感じで、絶対、教えてくれないでしょう。
ラテン種目は、カラダ全体を同時に動かすから、外部から、4つのタイプのどれかを見分けるのは、非常に難しいです。

先生のレクチャーから、先生のタイプを見分ける方法としては、
・鳩尾(みぞおち)を真上に吊り上げて、腰の骨(腰椎)を真っ直ぐ前方に動かしながら、ボール(母趾球)に乗り込む指導は「Aタイプ」
・軽くボール着地のあと、腰の骨(腰椎)を顎の方に引っ張り上げながら、踵を踏み込んで行くことで、カラダを動かす指導は「Bタイプ」
かな。
ラテンのフットワークに関しては、プロの先生の中にも、AとBの両方のタイプがいて、さらに、B1とB2では、腰の使い方が違う。

プロの先生が、自分の日常生活はどのタイプで、ラテンを踊るときは、どのタイプのカラダの使い方なのか?
そういうことをブログで書いてくれれば、違うタイプの先生同士で、踊り方の比較ができるので、ものすごく参考になるのですが・・・
プロの先生は、「カネを出さないヤツには、何一つ、教えてやらねぇぞ!」みたいな感じだからね。

【質問4】ラテン種目を「B2タイプ」で踊っている「ラテン種目主体の先生」は、
 スタンダード種目を踊るときも「B2タイプ」の踊りをしていると思うですが・・・・

【回答4】ラテン種目で「B2タイプ」の踊りをしている先生においても、スタンダード種目においては「A1タイプ」の踊りに
なっている可能性が高いと思います。

例えば、スローフォックストロットのフェザーステップ(男性の3歩)において、B2タイプで右足を出してから、
B1タイプに切り替えて(B2→B1:CBMによるクロス→パラレルの動き)ボディを動かしながら、左足を前に出します。
このあと、「くいっく・くいっく」で、2歩進むのですが、この時、B1からB2に戻すことが出来ず、A1になってしまう
可能性が高いということです。 そうすると、そのあとは、A1とA2を繰り返す踊りになってしまいます。

フェザーステップの2歩目・3歩目の「くいっく・くいっく」のフットワークは「T・T」です。
Aタイプであれば、ボール(母趾球)で床に圧力を掛けながら、踵(ヒール)を持ち上げ、腰椎(腰の骨)を前方に動かします。
Bタイプであれば、ボール(母趾球)を軽く床にタッチさせながら、腰椎(腰の骨)を顎に向かって持ち上げながら、踵(ヒール)を踏み込みます(踏み込んでも踵は床には着かず、カラダが前方に進んでいきます)

どちらでも、フェザーステップは踊れます。
ラテン種目において、Bタイプのフットワークをしてる「ラテン主体のプロの先生」であれば、フェザーステップでもBタイプのフットワークをするであろうと考えたくなるのですが、現実はそうでは無いようです。

B2→B1→B2への変化は、腕の筋肉の変化(とくに左腕の筋肉の変化)が伴います
B1からB2に戻しながら「くいっく・くいっく」と進むときの「左腕の筋肉の変化」は、「左手でフォークを使う時」もしくは
「左手で割り箸を使う時」の左腕の使い方に似ています。
左手に「どんぶり」をもってメシを食う日本人の左腕の動きとは、反対の動きになります。

左腕を自由に動かす、もしくは、左腕を降ろした位置で固定しているラテン種目においては、B2とB1の切り替えを自由自在に行える人においても、スタンダード種目の左腕の位置(左肘を持ち上げて固定)においては、B2とB1の切り替えがうまくいかず、B2からA1になってしまって、そのあとのロアーで「A1タイプ」の踊り方になってしまうのではないかと思います。
結果として、踵(ヒール)を持ち上げて、腰の骨を前に押し出す踊り方になってしまう。

日本の社交ダンス(スタンダード)では、B2タイプは徹底排除であり、A1タイプだけが生き残るので、それで良いのだろうと思います。
ラテンの先生に言わせれば、「スタンダードは、こうやっておどるのだ! ラテンとは違うのだ」みたいな感じなんでしょう。


・・・次回は、質問編の続き(ダンスパーティなどにおける、AタイプとBタイプの相性など)について書いていきます。

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2017年2月12日
投稿24 社交ダンスとは何か?その10
 2017/02/12(日) 08:40:38  カテゴリー:「社交ダンス」とは何か?  投稿者:sanzo

廣戸 聡一氏の「4スタンス理論」によると、人間には4つのタイプがあるらしい。

はじめての4スタンス理論
廣戸 聡一 (監修)
レッシュ・プロジェクト (編集)
4スタンス理論
チェック法DVD付き
~正しい身体の動かし方は4つある
廣戸 聡一 (著)

「4スタンス理論」で
腰痛は9割治る
廣戸 聡一(著)

人間のカラダの動きは、人によって、A1、A2、B1、B2の4つのタイプが
存在し、タイプによって「スポーツのフォーム」が変わることを説明している。

各種スポーツにおいても、A1、A2、B1、B2 の4つのタイプによって、スタンスやフォームが大きく変わる・・・らしい。
この本に書かれている「分類」方法が、「正しい分類」なのかどうかは、わかりませんが、
  「人間の動きは、いくつかのタイプに分類される。タイプによって基礎が大きく変わる」
なのか
  「人間の動きの基本は、どんなスポーツの人も、世界チャンピオンも、全員同じである」
なのか?
という「根っこの部分」について、判断は出来るはずです。 どちらが正しいと思いますか?

各種スポーツにおいて、タイプによって、スタンスやフォームが異なるのであれば、
社交ダンスにおいても、タイプによって、ホールドやムーブメントが異なると考えるべきです。

4スタンス理論の4つのタイプは、簡単な自己診断チェックで、自分がどのタイプかを判断出来ます。
4スタンス倶楽部 > 4スタンスタイプ自己チェック法


じゃぁ、社交ダンス(スタンダード)における4スタンス理論・・・というのは、どうなるのか?

たぶん、4つタイプ、どれでもOKというわけではなく、躍り込んでいけば
 ・基本スタイルは「A1タイプ」であり、CBMでは「A2タイプ」に変化される。
 ・基本スタイルは「B2タイプ」であり、CBMでは「B1タイプ」に変化される。
の2つの踊り方に収束していくモノと思われます。

その他に
 ・基本スタイルは「A2タイプ」であり、CBMでは「A12タイプ」に変化される。
 ・すべてにおいて「A1」タイプが基本であり、A1の2軸の交点でカラダをねじる。
 ・すべてにおいて「A2」。スローフォックスを含めて2本のレールを歩き続ける。
というのが、あるようです。
Aタイプの踊りは、混沌としていて、さまざまな「自己流の踊り方」が生まれてきます。
Bタイプは「B2とB1を交互に繰り返さなければ踊れない」ので、基本は1種類になる。

つまり、「平等な条件下」で、競い合っていけば、
  「A1(CBMでA2に変化)タイプ」と「B2(CBMでB1に変化)タイプ」の激しい戦い
になるだろう・・・・と思われます。
現状は、「A」が絶対的な動きとされており、「B2」を徹底排除。B2の主張を完全無視。締め出し!
日本の「A」のプロ教師が、意図的に「B2」を無視したり、地域の活動から叩き出したりすることで、
社交ダンスの統一を図っている状況でしょう。

A1、B2は、「クロス」つまり、カラダに「交わる2つの軸」が出来る状態。
A2、B1は、「パラレル」つまり、カラダに「交わらない2つの軸」をが出来る。

CBMという動きに関して言えば、「A1(CBMでA2に変化)タイプ」も「B2(CBMでB1に変化)タイプ」も、
CBMに対する「軸」の捉え方は同じになるんだろうけど、カラダの使い方は「すべてにおいて正反対」。
CBMという動きを、単なる「言葉尻」で捉えるのであれば、「A1→A2」も「B2→B1」も、クロスと
パラレルの切り替えなので「言葉上は同じ」になりますが、カラダの内部の動きで捉えるのであれば、
正反対のカラダの動きなので「どちらかが確実に間違っている」ことになります。


悲しいのは、多くのプロ教師にとって、そんなの、どうでもいい話でしょうけどね。
自分の言うことに異議を唱える人間は、徹底的に無視して、閉め出せば、そのうち、いなくなるのですから?

「プロ教師に対する反対意見があるなら、プロ教師のブログに書かずに、自分のブログで書いてろ!」
「お前のブログで、どれだけ意見を書いても、そんなものは見ないから、10年でも100年でも掛けて、死ぬまでブログ書いてろ!」
みたいな感じだな。

そういうのが、日本の社交ダンスのプロ教師だ!
自分の視野の中でしか、状況を判断出来ない。
自分の視野の外の意見に対しては、「悪魔が、攻撃を仕掛けてくる!」といって排除する
理論もクソもあったもんじゃない!

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2017年2月 9日
投稿23 社交ダンスとは何か?その9
 2017/02/09(木) 14:26:37  カテゴリー:「社交ダンス」とは何か?  投稿者:sanzo

廣戸 聡一氏の「4スタンス理論」によると、人間には4つのタイプがあるらしい。

はじめての4スタンス理論
廣戸 聡一 (監修)
レッシュ・プロジェクト (編集)
4スタンス理論
チェック法DVD付き
~正しい身体の動かし方は4つある
廣戸 聡一 (著)
4スタンス理論
タイプに合った動きで  最大限の力が出せる
廣戸 聡一(監修)
レッシュ・プロジェクト (編集)

人間の身体の動かし方には、A1、A2、B1、B2 の4つのタイプがあり、簡単な自己診断チェックで、自分がどのタイプかを判断出来る。
4スタンス倶楽部 > 4スタンスタイプ自己チェック法

どのタイプであれ「動きの優劣」は、存在しない。
だから、自分のタイプに合わせた先生に習って、自分のタイプに合わせた踊りをすればいい。

ただし、競技会において、どのタイプで踊った時に「他人と競ったときに、勝てる踊り」が出来るか?
ということになれば、話は別である。
A1タイプのカップルと、B2タイプのカップルが戦ったとき、審査員はどちらに点を入れるか?
「勝てる踊り」を目指すのであれば、自分のタイプがどうであれ、「勝てるタイプ」を知るべきだし、
生徒からカネをとって「勝てる踊り」を教えるプロ教師は、「勝てるタイプ」の動きを知る必要がある。

一番わかりやすいのは、「3 膝立ちして他人の腕を引く」のチェック方法

この動画の男性は「Aタイプ」のようです。
ボディを垂直に保ち、右肘を曲げていくと、安定する。
ボディを斜めにして、右肘を曲げていくと、姿勢が崩れる。

それに対して、「はじめての4スタンス理論」収録の女性は「Bタイプ」
ボディを垂直に保ち、右肘を曲げていくと、左肩から、ぶっ倒れる。
ボディを斜めにして、右肘を曲げていくと、安定する。

日本の社交ダンスのプロの先生(特にスタンダードの先生)は、圧倒的にAタイプが多いはずです。

1.両足を揃えて、両足のボール(母趾球)に体重を乗せて、地面に対して垂直に立ち、
2.右手で「動かない棒」を掴んで、右手の肘を曲げて行く。
そうすると・・・・
3.腰の骨(腰椎)が、真っ直ぐ前方に進もうとするので、カラダ全体が前に動き、
4.片足の膝を持ち上げれば、カラダは垂直を保ったままで、カラダを移動できます。
5.パワーが足りないときは、支え足の足首と膝の屈曲(曲げ伸ばし)を使って、カラダを前方に送り出す。

日本の社交ダンスは、「両肘を持ち上げたまま、如何にして、カラダを垂直に保つか」
ということを徹底的に叩き込むのが、ほとんどのプロの先生の指導方法になっているはずです。

なので、「Aタイプ」の人は、右手の肘を曲げて行くときと同じ「右手の筋肉の使い方」をしながら、
片足の膝を持ち上げていけば、自然にカラダは垂直に保ったまま、カラダを動かしていけます。

一方、「Bタイプ」の人は、同じこと(右肘を曲げようとする筋肉の使い方)をすると、バランスを
崩してしまいます。 足の裏が地面に貼り付いて、その場所から、動けなくなります。
なので、Bタイプの人が、Aタイプの先生に習うと、「真っ直ぐ、足を出すことも出来ないのか?」
と言われ続けて、永遠に上達できないことになります。

「Bタイプ」の人は、「Bタイプ」の先生に習うべきです。
また、「Aタイプ」の人であっても、「Bタイプ」の方が「勝てる」「綺麗な踊りが出来る」と判断
したならば、積極的に「Bタイプ」の動きを習って、取得すべきだと思います。

社交ダンス(スタンダード)における「Bタイプ」の基本は、

1.背中を斜めに傾けて、踵(ヒール)~クビ(ネック)を結ぶラインを意識しておいて、
2.右手で、固定された棒をつかみ、右手の肘を曲げて行くことです。
そうすると・・・・
3.腰の骨が後ろに下がり、へその下(丹田?)に力が入り、腰の骨の湾曲が真っ直ぐになります。
4.カラダは少し前傾姿勢になり、足の裏が床に貼り付いて、カラダが全く動かなくなります。
そして、そこから、カラダに動きを与えるためには
5.左腕を使って、腰の骨(腰椎3番)を「あごの下」の方向に引っ張り上げます。
 腰の骨(腰椎3番)を前方に押し出すのではなく、斜め前方に引っ張り上げる。
6.右肘を曲げることにより、「前傾姿勢による安定」と「腰の骨を引っ張り上げる力」により、
ボディが前方に進んでいき、両足は中間バランスを保ちながら、カラダに引っ張られて動く。

ということになります。

動きの基本は、
「Aタイプ」は、腰の骨を前方に動かしながら、足首と膝の屈伸で、カラダを送り出す
のに対して
「Bタイプ」は、前傾姿勢を取りながら、腰の骨を斜め上に持ち上げることにより、カラダの
垂直を保ちながら、2つの力の合算により、カラダが前方に動く(カラダが動けば、足も動く)
ということになります。

明らかに「踊りの根っこが違う」「踊りの根っこが、根底から違う」わけです。

じゃぁ、Aタイプのカップルと、Bタイプのカップルが、「対等な条件」で「真剣勝負」を
したとしたら、どちらが勝つと思いますか?どちらが「美しい踊りが出来る」と思いますか?

日本では、Aタイプのプロの先生が大多数を占めています。
Aタイプのプロの先生は、「Bタイプ」の人間がいることさえも、知らない!!!

Bタイプの人は、周囲の大多数の人が「自分と違うAタイプ」であることを知ってるから、
徹底的にAタイプとBタイプの違いを研究して、相手がAタイプでもBタイプでも踊れる
ようにして、不特定多数の人と踊れるように練習している。

Bタイプの人が、Aタイプのプロの先生に挑戦状を出したとき、どうなると思いますか?
明らかに「無視」されます。 無視した上で、Bタイプの人に圧力を掛けてきます。
なぜ、日本のプロの先生は、そういうことを平気でするのでしょうか?

「自分と違うカラダの使い方を認めたくない」・・・・その一心なんでしょうね。
Aタイプの踊りなら、90才の老人ホームでも、幼稚園児でも、還暦を過ぎた競技選手でも
みんな平等に踊ることが出来ます。
Aタイプの腕の使い方を、徹底的に叩き込めば、姿勢を崩さずに踊り続けることができます。

でも、その踊りで、本当に「Bタイプ」の若い人に勝てるのでしょうか?
「Bタイプは、ダンス界から叩き出せ!」というスローガンの元で、閉め出していけば、
「Aタイプの還暦過ぎた競技選手」が、競技界で上位を独占するでしょう。

でも、Bタイプを排除した競技会が、ほんとうの競技会だと言えるんどえしょうか?

本当に勝負したいのなら、自分とは違うタイプの人と戦って、自分の優位性を示すべきでしょう。
「Bタイプはクソ、Aタイプこそが社交ダンスの見本である」・・・・という具合に。
日本の社交ダンスのプロに、それが、できますか?

鏡よ、鏡、鏡さん。。。世界で一番美しい踊りをするのは、だ~れ!!みたいな感じ。
自分と違うタイプを閉め出せば、自分が一番になれる・・・。現状は、そんな感じでしょ?

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2017年2月 8日
投稿22 社交ダンスとは何か?その8
 2017/02/08(水) 23:54:14  カテゴリー:「社交ダンス」とは何か?  投稿者:sanzo

この「4スタンス理論」とかいうのが、最近、テレビで紹介されているらしい。
実際、「4スタンス 社交ダンス」で検索すると、いくつかヒットする。

はじめての4スタンス理論
廣戸 聡一 (監修)
レッシュ・プロジェクト (編集)
4スタンス理論
チェック法DVD付き
~正しい身体の動かし方は4つある
廣戸 聡一 (著)
4スタンス理論
タイプに合った動きで  最大限の力が出せる
廣戸 聡一(監修)
レッシュ・プロジェクト (編集)

人間の身体の動かし方には、4つのタイプがある・・・ということが書いてある。
A1、A2、B1、B2 の4つのタイプ。
4スタンス倶楽部 > 4スタンスタイプ自己チェック法

先生と生徒が同じタイプならば、先生の言うことが素直に理解出来るので、どんどん上達する。
しかしながら、先生と生徒が違うタイプだと、先生の言うことが理解出来ず、最悪な結果になる。
ペアダンスである「社交ダンス」において、先生がどのタイプなのかを知ることは「極めて重要」である。

「社交ダンス」における、考え方は2つある
 ・自分がどのタイプを知って、同じタイプの先生に習って、自分の踊りを極める。
 ・どのタイプが一番理想なのかを調べて、そのタイプのカラダの動きを取得する。

高齢者は(上級者がどうであれ)自分のタイプのカラダの動きを継続した方がいいだろうし、
若い人は「世界チャンピオンの踊りと同じタイプのカラダの動き」を取得すればいい。
「自分と違うタイプの動きを学ぶこと」に価値を見いだす人もいるはずである。
すべては、考え方次第。

社交ダンス(スタンダード)を練習する際、「是非とも、把握しておくべき!」なのは、
なんといっても、これ・・・かな。
「3 膝立ちして他人の腕を引く」のチェック方法

この動画の男性は「Aタイプ」のようです。
ボディを垂直に保ち、右肘を曲げていくと、安定する。
ボディを斜めにして、右肘を曲げていくと、姿勢が崩れる。

「はじめての4スタンス理論」収録の女性は「Bタイプ」
ボディを垂直に保ち、右肘を曲げていくと、左肩から、ぶっ倒れる。
ボディを斜めにして、右肘を曲げていくと、安定する。

腕を持ち上げて、ボディを垂直に保ちながら踊る、社交ダンス(スタンダード)においては、どちらが理想なのか?
シロウト的に考えれば、1000人のうち998人は「Aタイプ」が正しいと答えるだろう。

実際、日本の社交ダンスのプロ教師は、圧倒的に「Aタイプ」が多いはずで
「Bタイプ」は、「ヘタクソ」「無能」という烙印を押されて閉め出される。
風営法の関係で圧力が掛かり、プロ免許が取れないので、闇に葬られる運命。
だから、スタンダードは、圧倒的に「Aタイプ」の先生が多いはず。

AタイプとBタイプは、「踊りの根っこ」の部分が変わってきます。

本来ならば、「Aタイプ」のカップル10組と、「Bタイプ」のカップル10組では
「踊りの本質」がまるっきり違うことが、わかるはず。

自分と違うタイプの人と競い合って、「自分のタイプが理想である」というのが、
本来の競い合い(競技)だろう。
風営法という法律で圧力を掛けて、「Bタイプ」をダンス界から閉め出しておいて、
「Aタイプ」だけで競技界をやってるのが、日本の社交ダンス・・・・だな。

次回は、社交ダンスにおいて「Aタイプ」と「Bタイプ」は、
  「踊りの根っこの部分」で、どのような違いが出てくるか?
それを、説明しましょう。

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2017年1月26日
投稿17 社交ダンスとは何か?その7
 2017/01/26(木) 20:36:08  カテゴリー:「社交ダンス」とは何か?  投稿者:sanzo

この「社交ダンスとは何か?」のカテゴリーでは、「日本の社交ダンス」という言葉を多用している。
これは
  イギリスやイタリアの社交ダンスと、日本の社交ダンスは、「根っこの部分」が異なっている」
であろう・・・という主張です。

肘を持ち上げて固定した場合、「僅かな腕の筋肉の変化」は、「カラダ全体の動き」に大きな影響を及ぼす。
肘を固定した時の、腕の筋肉の動きが変われば、カラダ全体の動きが大きく変わっててくる。
そして、「肘を固定した時の、腕の筋肉の動き」は、「普段の日常生活における腕の動き」の影響が大きい。

ここで3人の人に、まっすぐボールの上に立って貰って、肘を動かさずに、手首を動かして貰う。
多分、3人のカラダの筋肉の動き、重心の感覚は、異なっているハズである。

(Aさん)左手にフォーク、右手にナイフを持って、真っ直ぐに立つ。
   左手のフォークで食べ物を突き刺して、手首を返して、食べ物を口の向ける。

(Bさん)左手に割り箸、右手にどんぶりを持って、真っ直ぐに立つ。
   左手の割り箸で食べ物をつかみ、手首を返して、食べ物を口に向ける。

(Cさん)右手に割り箸、左手にどんぶりを持って、真っ直ぐに立つ。
   右手の割り箸で食べ物をつかみ、手首を返して、食べ物を口に向ける。

腕の筋肉の変化によって、「重心感覚(体重が乗ってる感覚)」は、どう変わるか?

(Aさん)(Bさん)は、左手で食べ物を掴んだ時点で、重心感覚(体重)は腕に移る。
 そして、食べ物を口に向けた時点(手首の返し)によって、上半身が腕(手首)に吸い寄せられていく。
 「ボディの軸」とかは「ボディの芯」は消滅し、腕の肘~手首に軸や芯を感じるようになる。
 
 足を出すときの動きの原理は「腕に吸い寄せられて上半身が動く、その下に足を動かす」である。

(Cさん)は、右手に食べ物を掴んだ時点で、背骨(後頭部~クビ~背骨~仙骨~骨盤)に
 「強い一本の軸」が出来る。 カラダ全体が背骨の軸を中心に固定される。

 ここから、動きを与える時は、腰の骨(腰椎)を前方に押し出しながら、膝を持ち上げて、
 膝と足首の屈曲によって、上半身を前方に送り出す。(背骨の軸は、さらに強くなる)


気がついたと思いますが、子供の頃から「ナイフとフォーク」で食事をするイギリス人と、
「箸とどんぶり」で食事をする(右利きの)日本人では、「肘を固定した時の腕の使い方」が
違っています。 (Aさん)と(Cさん)では「軸」とか「芯」の取り方が違います。

「肘を固定して、垂直に立った姿勢からの動き」は、イギリス人と日本人で、違って当然だと
考えるほうが自然ですね。

では、どちらが「社交ダンス」の動きとして、理想的な動きなのでしょうか?
もし(Cさん)つまり、日本人の動きが理想的ならば、歴代の世界チャンピオンは日本人が独占し、
イギリス人やイタリア人は、逆立ちしても、「右手に箸」をもつ日本人には勝てないはずです。
でも、実際は違います。西洋人(Aさんに該当)が、問答無用で上位を独占しています。

先生も生徒も、すべてが(Cさん)のように「右手に箸を持つときの腕の筋肉の使い方」を
するならば、全員の踊りはピッタリ一致するはずです。
でも、その集団の中に一人だけ、(Aさん)のように「フォークでメシを喰う」人が入っていたら
どうでしょうか??? たぶん、その人は、カラダの使い方が違うので「仲間はずれ」になるはずです。

(Aさん)も(Bさん)も(Cさん)も、楽しく、社交ダンスを踊ることができます。
社交ダンスは、楽しく踊れれば、それが一番なのです。
右手で箸を持つ日本人は、日本人の先生に、「日本人の社交ダンス」を習うのが一番だと思います。
右利きの日本人の生徒にとって、右手で箸を持った時の動きをする「日本人のプロ教師」は最適です。

ただし、(Cさん)が「オレ様の踊りこそが、模範的なイングリッシュ・スタイルだ!」とか言って
たとしたら、それは詐欺でしょう!(Aさん)の腕の使い方こそが、イングリッシュスタイルでしょう。


社交ダンスと違って、派手な動き(床に手をついたりする)ストリートダンスなどは、
腕に体重を移すことを前提にしてますから、「誰でも踊れる」というわけにはいきません。

『ダンスというのは「背骨に重心」を置いたまま「背骨に芯」を作ったまま、踊るものなのだ!』
とか、いいながら、ボディをカチンカチンに固めて、腕を床に着地したら、ほぼ確実に骨折します!!!
腕の筋肉を変化させることで、体重移動というか、重心感覚を移動させることが、出来る人だけが
生き残ります。 「腕を使った重心移動」の出来ない人は、難しい動きができないはずです。

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2017年1月25日
投稿16 社交ダンスとは何か?その6
 2017/01/25(水) 09:52:21  カテゴリー:「社交ダンス」とは何か?  投稿者:sanzo

社交ダンスとは何か? 社交ダンスの根っこにあるものは何か?

腕を持ち上げて、肘を肩の高さに固定して、男女が向かい合って立つ。
背骨の上においた体重を、拳(こぶし)に移動させ、背骨に戻す。
ふたりが、体重の反復移動を行うことにより、ボディに自然な動きを与える。

これが、社交ダンスの本質であり、社交ダンスの「根っこの部分」に該当する。
これが、このブログの管理人の主張である。

ただし、社交ダンスのプロ教師は、これを認めない。一貫して「無視」し続ける。
社交ダンスは、長年「風俗営業法」の管理下に置かれていたため、
「プロ教師団体」が認めない限り「社交ダンスを教える」ことは禁止されてきた。
つまり、プロ教師団体が「意図的に無視」という、このブログの意見は、
「おまえはうざい、さっさと消えろ!」ということを意味するわけだ。

推測ですが、社交ダンスのプロ教師が1000人いたとしてたら
「体重を拳(こぶし)に移す」あるいは「体重を拳(こぶし)に乗せる」という意味を
理解出来るプロ教師(理解しようとするプロ教師)は、せいぜい1人か2人だろう。
残り998人のプロ教師は、「そんなこと出来るか、ば~か」みたいな感じで、無視するハズだ。


●「体重を拳(こぶし)に移す」「体重を拳(こぶし)に乗せる」の意味

これ、簡単に言うと、「4本足の動物が、前足に体重を移すこと」と同じ意味ですね。

nuko_blog.jpg

「後ろ足に体重を乗せているネコが、前足に体重を乗せる」とどうなるか?
これを考えて見ればいい。

写真で言えば、右の前足(人間で言えば右腕)に体重を掛けてやると、「肉球」を介して、腕(前足)の
掌(てのひら)と、指の関節に圧力を感じ、前足(腕)の筋肉に「複雑な変化」が起きる。

じゃぁ、前足の肉球(人間で言えば腕のてのひら)に体重を掛けて(前足で床に圧力を掛けて)、
前足(腕)の筋肉を「変化」させてやることによって、カラダ全体を動かすことが可能になります。

 1.「反対側のボディ」全体を伸ばすことができます。
 2.反対側の前足(腕)を、遠くへ伸ばすことができます。
 3.体重を乗せた側の後ろ足を、引き寄せることができます。
 4.体重を乗せた側と反対側の足を引き寄せることができます。
 5.クビ(ネック)が持ち上がり、視界が広がります。
 6.前足の角度を変えれば、ボディ全体を送り出すことができます。

おおざっぱに考えただけでも、これだけあります。
「前足に体重を掛ける」ときの「前足の筋肉の変化」によって、じつに様々な「カラダの動き」を
生み出すことが可能に、「繊細な腕の筋肉の変化」をさえれば、カラダは自由自在に動きます。

2本足で立っている人間は、「前足(腕)を床に着けて、前足に体重を掛けて、前足で床に圧力を掛ける」
ことは出来ません。
だけど、「前足(腕)に体重を掛けた時の同じ、腕の筋肉の変化」を、腕に加えることは可能です。
「前足(腕)に体重を掛けた時と同じように、意図的に腕の筋肉の変化を起こしてやる」ことにより
「前足(腕)に体重を掛けたときと同じように、カラダ全体が動かすことが、可能になります。

社交ダンスでは、左右両手の掌(てのひら)は、相手に接していますから、前足(腕)に体重を掛けて、
「前足の掌(てのひら)床に圧力を掛ける」ときと同じような感触を得ることが可能になります。
「前足に体重を掛けたときと同じように、意図的に腕の筋肉の変化を起こす」ことが簡単にできるということです。

社交ダンスのホールドの基本である「肩と同じ肘の高さ」は、「前足に体重を掛けたときの、腕の筋肉の変化」を
起こすのには最適なホールドだと言えます。 (肘を左右に振り回す動きにおいても「最適」と言えますが...)

なので、4本足のネコが「後ろ足」と「前足」で反復的に体重移動を繰り返すのと同じように、
2本足の人間が行う「社交ダンス」においても、「前足(腕)の筋肉の変化」によって、ボディを動かしていけば
いいわけです。

「腕の筋肉」をどのように使うか? によって、カラダ全体の動きは、大きく変わってきます。
残念ながら、ほとんどの社交ダンスのプロ教師は、それを理解していません。


●日本の社交ダンスの原点、「日本の社交ダンスの根っこ」は、これだ!!!!

日本の社交ダンスの模範は、「2本足で立つとき」のカンガルーの動きだったりする。
2人(?)のカンガルーが、社交ダンスのように、向かい合って2本足で立ち、
抱き合ったまま、前後左右に動いてます。


これは、「カンガルー」が2本足で立つ時の動画です。
多くの日本人が頭の中で描いている「立ち方」のイメージとは、ずいぶん違ってるかと思います。

「前足で床を押す」あるいは「前足に体重を掛ける」という要素を、すべて排除して
「立つときには、絶対に、前足には体重を掛ずに、つねに後ろ足に体重を掛けておく」ように見えます。
そして、「足首と膝の屈伸」を使って、飛び上がったり、カラダ全体を全体に送り出したりしています。

カンガルーは、両足の膝と足首を同時に曲げて、両足の膝と足首を同時に伸ばしています。
もし、両方同時では無く、左右どちらかの片方の膝を持ち上げる、いわゆる「ニーアップ」という
「技(テクニック)」を覚えたとしたら、カンガルーの動きは、もっとダイナミックになるでしょう。
カンガルーの動きに、ニーアップの要素を加えたモノが「日本の社交ダンスの原点」であり、
「日本の社交ダンスの根っこの部分」になってくるのだろうと思われます。

繰り返しますが、膝と足首の屈曲を最大限に利用して、「2本の足で、まっすぐ立ち続ける」ときには、
「前足で床を押す」「前足に体重を掛ける」という要素を徹底的に排除し、「前足には絶対に体重を移さない」
ということを常に意識しておく必要があるかと思います。
そのためには、「常に背骨に重心を置いて、常に後ろ足に、しっかり乗る」ことを意識する必要があります。

日本の社交ダンスの大先生は、オーストラリアのカンガルーだった・・・ そう考えれば、わかりやすい。


■参考になるのは「4本足のネコ」か「2本足のカンガルー」か?

無意識に2本足で立って歩くことが「当たり前」のように出来るにとって、参考になるのは、
「4本足のネコの前足の使い方(前足に体重を掛けると、カラダはどう変化するか)」でしょうか?
「2本足のカンガルーが、カラダを垂直に保つための、前足の筋肉の使い方」でしょうか?
なにを参考にするかによって、変わってきます。

動物の動きから、なにを学ぶのか? 学べるモノがたくさんあるはずです。

「オレ様は、社交ダンスのプロ教師」だから、学ぶモノなど、何も無い!
「オレ様は一番偉いのだから、オレよりも無能な、誰が何を言おうと、すべて無視するぞ!」
そういうプロ教師を尊敬して、そういうプロ教師について行くの、一つの生き方だけど、
社交ダンスというのは、それだけがすべてじゃ無い。

もっと面白いことが、たくさんあります。

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2017年1月24日
投稿15 社交ダンスとは何か?その5
 2017/01/24(火) 09:46:51  カテゴリー:「社交ダンス」とは何か?  投稿者:sanzo

社交ダンス(スタンダード種目)には、「リード&フォロー」というのがあります。
男女のペアダンスにおいて、男女がペアになって移動するためにには、
お互いが、なんらかの方法で「動きの意思の伝達」をする必要になってきます。
それが「リード&フォロー」だといえます。

当然ながら、「社交ダンス」の「根っこの部分」が違ってくれば、ふたりの間の
「リード&フォロー」の概念が「根底」から変わってきます。 まぁ、当然ですよね。

■ 体重を背骨から拳(こぶし)に移し、背骨に戻す方法での「リード&フォロー」の原理

日本には武道・武術があり、「柔よく剛を制す」という言葉があります。
相手より小さくて軽い人が、大きな相手を倒したり、投げ飛ばしたりするテクニック。
どうやったら、こんな「凄いこと」が出来るのでしょうか?

推測ですが、相手の足を床に貼り付けて「動けない姿勢」を作らせておいてから、
腕の筋肉の変化を利用して、自分の体重と相手の体重を、ともに「腕の拳(こぶし)」へ
移動させることで、相手のバランスを不安定にさせる。そして、自分は相手の動きに便乗する。
これにより、相手を倒したり、投げ飛ばしたりすることが可能になると思われます。

社交ダンスでもこれ(武道・武術)と似たような腕の使い方ができるはずです。
1.まず、お互いが「腕の筋肉の変化を利用して、自分の足を床に貼り付けると同時に、相手の足を床に貼り付けて、動けない体制を作る」
2.2人が2人の足を固定した状態で、お互いが「腕の筋肉の変化を利用して、体重をを腕の拳(こぶし)へと移してやる」
3.体重の変化により全身の筋肉が変化するので、ボディは大きく滑らかに動いていく。
4.ボディが動けば、ボディに引っ張られるように、勢いよく足が動いていく。

つまり、武道・武術で、相手を倒したり、投げ飛ばしたりすることが出来るのであれば、
社交ダンスで、「相手をボディを動かして、相手の動きを利用して自分も動く」ことも出来るであろう。
ということです。 

■常に「重心を背骨の上」に置いて、足首と膝の屈曲を使って動く「リード&フォロー」の原理。

「例え、あす、地球が滅びようとも、私たちカップルは、自分の重心を背骨の上から離さない!」
みたいな強い意志を持ち続けていれば、自然に相手の意思が、伝わってきます。

つまり、背骨を「ピンっ」伸ばして立った姿勢から、左右どちらからの膝を持ち上げようとすると、
重心がズレて、バランスが崩れそうになります。
そこで、左右の肩甲骨を中央・少しした方向に(背骨の方向)に引き寄せることで、「重心が背骨の上
(実際は、後頭部~クビ~背骨~仙骨~骨盤を結ぶライン)」に集中させるように、全身のカラダの
筋肉を使います。

そうすると、左右どちらかの、「脇の下から、鳩尾(みぞおち)の部分が、前方に押し出されて、内臓
が持ち上がる」感じになります。踊り込んでくると、この感覚が、すぐに相手に伝わるようになります。

ここから、自分の膝と足首を深く曲げると、相手にも、その感覚が伝わります。
勢いよく、相手が膝と足首を大きく伸ばして行くと、その感覚が自分にも伝わります。
「おぉ、相手は、思いっきり足首を伸ばしてきてるな。自分も同じように、足首を伸ばすぞ!!!」
「踊っているときは、相手と同じタイミングで、同じ力で、膝と足首の屈曲をしなければならない!!」
という使命感が、お互いのカラダ全体に、満ちあふれてきます。

膝や足首を深く曲げた時も、勢いよく伸ばしたときも、常に背骨に軸を作り、重心は常に背骨の上。
右に回転する時も、左に回転する時も、両足を足を開いたときも、両足を閉じた時も、重心は常に背骨の上。
これを徹底して練習していると、足の屈曲(膝と足首の曲げ伸ばし)の筋肉の変化が、相手のカラダ全体に
伝わるようになってきます。 これが「リード&フォロー」になってきます。

■踊る人は、自分が「楽しい」と感じる踊り方を選べばいい。

社交ダンスの「根っこの部分」が違ってくれば、「リード&フォロー」の考え方もまるっきり違ってきます。
では、どんな「リード&フォロー」が理想なのか?
社交ダンスは「楽しい」と感じることが大前提です。 踊る人が「自分の理想の踊り方」を選べばいいですし、
自分の踊り方が「すばらしい」と思うのならば、それを多くに人に知ってもらって、広めていけばいいです。

社交ダンスは、「不特定多数の人と踊る」ことが出来ますから、「自分の踊りを知ってもらう」ことは可能です。

■カネを貰って他人に教えるということ

「ダンスを教える立場」の人間、いわゆる「ダンスの先生」は、「楽しければそれでいい」だけではダメ。
「根っこの部分から違う」踊りがあるならば、両方を比較して、自分の優位性を主張すべきです。

「なにが正しいのか?」を自分で判断出来ない、小学生・中学生にダンスを教えようとする「先生」は、
特に「自分の教えていることの正当性」を主張すべきです。
高校生レベルになれば、何が正しいのかをある程度できるようになります。だけど、「先生」の助言は
必要でしょう。

今回は全く異なる、2種類の「リード&フォロー」を紹介しました。
どちらの方法でも、社交ダンスを踊ることが出来ます。

だけど、2種類の「リード&フォロー」は、「根っこの部分」が全く異なります。
カラダに動きを加えるときの「腰の動き」が、まるっきり正反対だということです。

子供の頃に「足首と膝の屈伸を使ったリード&フォロー」で、徹底的に教え込まれた生徒が、
大人になってから「腕を使ったリード&フォロー」に転向しようとしても、できません。

「腰の動き」がまるっきり反対なので、最初の頃に「叩き込まれた」腰の動きを、条件反射的
にやろうとするので、「根っこの部分」の考え方を転向しようとしても、簡単にできません。
やろうとするのとは正反対の腰の動きになるので、「ほぼ確実に、腰を痛める」結果になります。

つまり、社交ダンスを始めてからの「初心者」と呼ばれる頃の3年くらいの間に
 「先生によって、叩き込まれた、社交ダンスの根っこの部分」あるいは、
 「先生によって、叩き込まれた、リード&フォローの概念」は、
ダンスを辞めるまで、一生変えることはできないと言っていいくらい、重要です。
途中で変えようとすると、「動きの違いによる、無意識に起きる正反対の腰の動き」との戦いに
よって、腰痛に苦しむなど、酷い目に遭います。

最初に教える社交ダンスの先生は、生徒の「ダンス人生を決める」と言っても過言ではありません。

社交ダンスの先生のほとんどは、「他人の考え方を批判して、自分の考え方の有意性を主張する」ということを行いません。
「自分は、絶対正しい」と思っているから、「他人のことを口にする」だけで「自分の恥になる」と考えているようです。

「オレ様は、プロ教師だから、オレ様の言うことは絶対正しい! 反論するヤツは、無能だから徹底して無視!」
「プロ教師から無視されたヤツは無能であり、徹底して他人の意見を無視する教師が有能である」とされるのが、
社交ダンスの悪き伝統みたいなところがあります。

多くの「社交ダンスのプロ教師」における
  「オレ様の言うことは絶対正しい」という「殺伐とした自信と絶対感」、
  「下手に意見を言ったら殺されるかもしれない!という、頑として聞く耳持たずの恐怖のオーラ」
こういうものを感じたときには、注意した方がいいです。

世の中、「絶対に正しい」なんてあり得ません。
「オレ様の踊りは、絶対に正しい!」と考える人が、上に立ったら、その世界は崩壊していきます。
「周囲を見渡すことが出来ずに、ひだすら自分に酔いしれる人」が上にたったら、その世界は崩壊していきます。
還暦を過ぎた高齢者は、そういう教師を支持するかもしれませんが、将来性はありません。

社交ダンスの根っこの部分・社交ダンスのリード&フォロー
これを、「社交ダンス以外のダンス、西洋スポーツ、武道・武術」これらをやってる人の視線で見たとき、
社交ダンスが、どのように見えてくるのか?

少なくとも「社交ダンスを教える人」にとって、そういう視線は、とても大切だと思います。
そういう視線を「断固として無視」して、「自分は絶対!」という限られた価値観だけで教えようとする
プロ教師に社交ダンスを習うことは、習う人にとって「非常に危険なリスク」を伴います。

もっとも「社交ダンスを習う人」にとって、「それが一番楽しい」のであれば、それが一番よいことなのですが、
万人にとって、それがベストな選択だとは限りません。

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2017年1月21日
投稿14 社交ダンスとは何か?その4
 2017/01/21(土) 08:35:11  カテゴリー:「社交ダンス」とは何か?  投稿者:sanzo

「社交ダンスの競技会」と「ボクシング」には、共通点がある。
「戦う」もしくは「競い合う」ということ。

有名なのは、あしたのジョーにおける力石徹と矢吹丈の試合。
二階級もの体重差のある力石徹は、壮絶な減量をして、当日の試合に臨む。
勝つには勝ったけど、試合が終わった直後、倒れて死んでしまう。

「強いヤツは、自分の方が不利な状況に身をおいて、試合に臨む」
日本の「戦い(真剣勝負)」には、そういう一面がある。
「相手よりも悪い条件で戦って勝つ」ということによって、多くの人から評価を得る。

じゃぁ、社交ダンスはどうか? 社交ダンスの競技会には、それが無い。
気に入らないヤツがいたら、顔を合わせない・顔を合わせても無視する・そして地域から閉め出す。
他人を無視して閉め出しすことで権威を示し、周囲に「オレ様こそが、上級者なのだ!」と自慢する。
それが「社交ダンスの勝負の世界」。「陰湿な根回しダンス大会(根回り・賄賂=社交)」だな。

社交ダンスは、長い間「風俗営業法」の制約を受けてきたので、既得権益をもったプロ教師に
「技術的な異議」を唱うことは、すなわち「ダンスを辞めて消え去る」ということを意味します。
既得権益を持った「地域のボス」に逆らうと、プロ免許取得が出来なくなると同時に、実質的に
「ダンスを教える」ことが出来なくなる(ダンスを教えると、風俗営業法で処罰される)
「競技会」どころか「自分の技術を伝える」ことさえも、実質的に「不可能」になってくる。
生き残るのは、「地域のボス」とその仲間たち。 ダンスの踊り方は、自然と統一されていく。

さて、
ボクシングでも、プロ免許を取得しなければ、プロの試合には出ることができない・・・らしい。
あしたのジョーにおいても、当然の如く、矢吹丈は、プロ免許の取得を徹底的に邪魔される。
このままでは、試合に出ることができない。 矢吹丈は、どうしたか??
知っている人は、是非、思い出してほしい。

「真剣に戦う」「真剣に勝負がしたい!」ということが、どういうことか?
マンガを読むだけも、いろいろと、考えさせられます。

背すじをピン!と
~鹿高競技ダンス部へようこそ~
(5)/横田卓馬(著)
ボールルームへようこそ
Sweep over the Dance hall
(3)/竹内 友(著)
あしたのジョー(2)
あしたのために-秘密特訓開始!編
高森朝雄(著),ちば てつや(イラスト)

さて、「社交ダンス(スタンダード)」においても、「ボクシング」においても、左腕の使い方が、極めて重要な意味を持つ。

まず、ボクシングにおいて、2人のコーチがいて、意見が分かれたとしよう。
どちらが正しいのか??? どうやったら、どちらが正しいのかを判断できるのか?

(コーチA)左ストレートは「左腕に(絶妙な)回転を掛けることで、左の拳(こぶし)に体重を乗せていく」
 拳(こぶしに)に体重の乗ったパンチは、破壊力が大きくなる。「腕の筋肉の使い方」は重要である。
(コーチB)「ウソを教えてはいけない! 拳(こぶし)に体重を乗せることなど、人間に出来るはずが無い」
 背骨に重心を置き、背骨を軸にカラダを回転させて、腕を伸ばしながら、拳を高速で相手にぶつける。

「ボクシングは真剣勝負なのだから、意見が違うのなら、2人を戦わせてみればいい」

シロウトが「ボクシングのビデオ」を見て、見よう見まねで左腕を伸ばした時の左ストレートは、
世界チャンピオンの左ストレートと、まったく同じ動きと言えるのかどうか? たぶん、違う。
シロウトには見えない「腕の動き」があるはずである。


じゃぁ、社交ダンス(スタンダード)の左腕の使い方は、どうなっているのか?
社交ダンスのホールドは、見た目は「左肘を持ち上げた位置で、左腕を動かさない」。
なので、シロウトがビデオをみても、上級者の左腕の使い方など、わかるはずが無い。

(コーチC)社交ダンスの動きの基本は、両足が動かないようにしっかり固定しておいて、
 左手の筋肉を変化させる。 背骨に置いた体重が「左腕の手首~てのひら(拳の位置)に移動する」
 拳に体重が移ったら、左腕の筋肉を緩めて、左拳(こぶし)の体重を、背骨の上に戻してやる。
 この一連の動作により、ボディが勢いよく動きだし、固定している足が、貼り付いたまま引っ張られる。

(コーチD)ウソをついてはいけない! 人間の体重が、腕に移動するはずがない。
 腕をいくら動かしても、固定している足は動かない。足は「意識的に動かすモノ」である。
 膝や足首を曲げても伸ばしても、背骨の軸を崩さない。重心は常に頸~背骨~仙骨のライン。
 「大きく進む」ということは、膝や足首の屈曲を最大化して、足で背骨の軸を送り出すこと!
 シロウトは、膝や足首の屈曲によって、背骨の軸がブレてしまい、それが姿勢の崩れにつながる。
 左腕は、背骨の軸のブレを防ぎ、「なにがあろうとも軸を背骨に集中させておく」ために重要である。

ふたりのコーチ。言ってることは、まるっきり正反対。共通点は「ありません!」
(コーチC)が(コーチD)に挑戦状を送ったとき、(コーチD)は挑戦状を受け取るでしょうか?
(コーチD)が(コーチC)に挑戦状を送ったとき、(コーチC)は挑戦状を受け取るでしょうか?
想像してみてください。

社交ダンスの競技会を描いた2つのマンガ(2人の著者)の「左腕の使い方」は共通しています。
つまり、2人の著者が描いた男女2人の4本の「左腕」の使い方は、共通しているということです。

(コーチC)の考え方に従って習っているのか、(コーチD)の考え方したがって習っているのか?
答えは見えてきます。
2人の著者は、脇目もふらずに(コーチD)の考え方を、徹底的に、追求しているはずです。

このように、デフォルメされた姿勢を見るだけで、いろんなモノが見えてきます。
 「気に入らないモノを徹底的に拒絶して、自分に酔いしれ、身内だけで盛り上がろうとする、社交ダンスの体質」
そこまで言ったら、言い過ぎでしょうか??

つづく

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2017年1月19日
投稿13 社交ダンスとは何か?その3
 2017/01/19(木) 09:49:37  カテゴリー:「社交ダンス」とは何か?  投稿者:sanzo

「日本の社交ダンス」は、知れば知るほど「人間のカラダの動き」に対する知識が増えてきます。
なぜ、社交ダンスの競技会では、「還暦を過ぎた高齢者」が、ぶっちぎりで上位を独占できるのか?
社会人のほとんどは、一番下のレベルの「競技会の予選」にすら、出場することができない!

なぜ、そんなことが起こるのか?
そのカギは、「日本の社交ダンス」における「左腕の使い方」にあります。

背すじをピン!と
~鹿高競技ダンス部へようこそ~
(5)/横田卓馬(著)
ボールルームへようこそ
Sweep over the Dance hall
(3)/竹内 友(著)
あしたのジョー(2)
あしたのために-秘密特訓開始!編
高森朝雄(著),ちば てつや(イラスト)

まずは、あしたのジョーの左腕の描画。
ボクシングで、左腕のパンチを出すときは、「確実に、左の拳(こぶし)に体重を乗せる」というアクションがあるはずです。

静止しているときは、背骨(後頭部・頸椎・胸椎・腰椎・仙骨・骨盤を結ぶライン)に「背骨の重心軸」を作り、静かに「足の上」に立つ。
そこから、腕を伸ばすと同時に、体重を「左腕の拳(こぶし)」に移していく。
そして、拳が相手に激突したら、すばやく腕を引いて、重心を「背骨の重心軸」に戻してやる。
たぶん、これが基本だと思う。 違ってるかな??

じゃぁ、重心を「背骨の重心軸」に置いたまま、左の拳(こぶし)を「超高速!」で前方に突き出したら、どうなるか?
物理的な「慣性の法則」で考えたならば、可能な限りの「超高速!」で、拳(こぶし)を相手にぶつけたほうが、破壊力が大きくなる。
超高速で拳を動かすには、「背骨の重心軸」をキープしたままで、背骨を軸にしてボディを回転させ、肘を伸ばしていけばいい。

どちらのパンチに破壊力があるか? 自分が「正しい」と思う方のパンチを出せばいい。
 「拳(こぶし)に重心を乗せていく」方法と、「重心を背骨に置いたまま、体重を乗せずに高速で拳を出す方法」
多分、2つの方法がある。
少なくとも、「拳(こぶし)に重心を乗せていく」という、腕の筋肉の使い方は、存在するはずである。

社交ダンス(スタンダード)の「男女の左腕のホールド」において、「左腕を動かない」という条件下で
  まず、「背骨の重心軸」をつくって、その上に静かに立ってから
  ゆっくり左の拳(てのひら~手首)に体重を乗せて(腕の筋肉の変化で、体感的な重心移動を行って)
  そのあとで、瞬発的に「背骨の重心軸」に体重を戻してやると、どうなるか?
一番、シンプルな腕の筋肉の変化をさせれば、右ボディが前に出て、それと同時に、右足も前方にひっぱり出される。

「日本の社交ダンス」を除く数多くのダンス、多くの西洋スポーツ、各種の武道・武術においては、
  「腕の筋肉を変化させる」ことによって、「体感的に、拳(こぶし)や手首に体重を乗せていく」
というテクニックを活用しているはずです。

あくまで「日本の社交ダンス」を除いては・・・・という大前提がつきます。

じゃぁ、「日本の社交ダンス」は、「体感的な重心軸」について、どのように教えているのか??
マンガ本の表紙をみればわかります。

両足を揃えたときも、両足を大きく開いたときも、常に重心軸は背骨のライン。
膝・足首を曲げたときも、膝・足首を伸ばしたときも、常に重心軸は背骨のライン。
右足に体重を掛けたときも、左足に体重を掛けたときも、常に重心軸は背骨のライン。
真っ直ぐ進むときも、左に曲がるときも、右に曲がるときも、常に重心軸は背骨のライン。

つまり、音楽が始まって、動き出した瞬間から、なにがあろうと、常に重心軸は背骨のライン。

天地がひっくり返ろうとも、背骨(後頭部・頸椎・胸椎・腰椎・仙骨・骨盤を結ぶライン)に
「背骨の重心軸」をキープするさえすれば、姿勢を崩さずに踊り続けることができる!!!!
というのが、「日本の社交ダンス」における「根っこの部分」。

ひたすら「背骨の重心軸」を崩さないように意識しながら、
最大限に膝と足首の屈伸運動を行いつつ、足を開いたり閉じたりする動きを繰り返し、
「背骨の重心軸」を前後左右に運んでいく。

これこそが、プロが教える「日本の社交ダンス」の「根っこの部分」。
初心者のころから、徹底的に「背骨の重心軸の固定」を叩き込まれるのが、日本の社交ダンス。
いかなる場合も、重心軸を背骨(後頭部~背骨~骨盤)に固定して、重心軸をブレさせてはいけない。

そういう指導を徹底的に行ったときの、腕の使い方が、マンガ本2冊の左腕の描画だと言えます。
デフォルメ(誇張)しているので、とてもわかりやすいです。

結果的に、「腕を使った体感的な体重移動」の感覚が敏感な人は、真っ先に「日本の社交ダンス」
の世界から締め出されてしまいます。
もっとも、そういうひとは、マンガ本の描画をみただけで、社交ダンスをやろうとは思わないでしょう。
なぜなら、「腕を使った体感的な体重移動」を止められてしまうと、バランスを崩してしまうから・・・・

だから、日本の社交ダンス(スタンダード種目)は、「天地がひっくり返ろうとも、背骨の重心軸を外さない人」だけが生き残ります。
還暦をすぎた高齢者が競技会の上位を占めて、若い人が「競技会」の世界にまったく入り込めないのは、ある意味、当然だといえます。


実際に社交ダンスを教えている「プロの先生」で、反論のある方がいるなら、遠慮無く!
反論は、いくらでもお受けします。
ブログのコメント欄でもいいし、メールでもいい。

次回は、「あしたのジョー」の「プロ試験」にまつわる話と、「日本の社交ダンスのプロ教師」との比較。
これも「日本社交ダンス」を知る上で、いろいろと、おもしろいので、書いていきましょう。

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投稿12 社交ダンスとは何か?その2
 2017/01/19(木) 07:22:09  カテゴリー:「社交ダンス」とは何か?  投稿者:sanzo

さて、今回は「社交ダンスをやったことの無い人」にとって、
  「日本人の社交ダンス」というものが、どのように見えているのか?
  「社交ダンスを踊るときのカラダの動き」が、どのように映っているのか?
そのあたりを確認してみたいと思います。

合理的なカラダの動きを追求する
  「西洋スポーツ」「社交ダンス以外のダンス」「日本の武道・武術」
の上級者の視線で見た場合、
  「日本人の社交ダンス(のプロの先生方)のカラダの動き」は、
どのように見えているのか?

「社交ダンスとは何か?」を考えるには、このポイントを把握しておく必要があります。

背すじをピン!と
~鹿高競技ダンス部へようこそ~
(5)/横田卓馬(著)
ボールルームへようこそ
Sweep over the Dance hall
(3)/竹内 友(著)
あしたのジョー(2)
あしたのために-秘密特訓開始!編
高森朝雄(著),ちば てつや(イラスト)

左と中央は、「日本の社交ダンス」の人気マンガ本の表紙です。 右はあしたのジョー。ボクシングのマンガです。

表紙の絵を描く際、「モデル」を見ながら、カラダの使い方をデフォルメ(誇張)しているように思えます。
この2冊の表紙は、「日本の社交ダンス」の基礎の部分を、忠実に描いている。
あるいは、「日本の社交ダンス」の「根っこの部分」を、正確にデフォルメ(誇張)しているように思えます。

社交ダンス経験者で無ければ描けない「左腕の使い方」を、ほんとうに忠実にデフォルメしている。
女性が思いっきり反り返った姿勢で、男性の右腕の付け根を「鷲づかみ」にしているあたり、完璧です!!!!

社交以外のダンス、西洋スポーツ、武道・武術の熟練者が、これを見てどう感じるか?
 「これは凄い!すばらしい! と言って、感動の涙を流し、社交ダンスの先生に弟子入りする」
 「こんなの死んでもやりたくない! 嫌だ! 社交ダンスに対して、強い拒絶反応を示す」
 「まったく別の世界だから・・・・ということで、なにも感じない」
さて、どれだと思いますか?

ポイントは「腕の使い方」。
他のダンス・スポーツ・武道武術の熟練者なら、ディフォルメ(誇張)された腕の使い方を見ただけで、
「カラダの全体の動き」が、はっきりと見えてくるはずです。
腕の使い方を見て、「感動の涙を流す」か、「拒絶反応を示す」か、さて、どっちだろう?ってこと。


なぜ、社交ダンスの競技会は、還暦をすぎた高齢者が上位を独占して、若い人が上がってこないのか?
若い人を「社交ダンスの競技会から、徹底的に排除する」という、暗黙のルールが存在します。

なぜ、「還暦を過ぎた高齢者」が競技会の上位を独占するのか???
日本の社交ダンスの「腕の使い方」に着目すれば、その「からくり」が、見えてくるはずです。

つづく

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2017年1月12日
投稿9 社交ダンスとは何か?その1
 2017/01/12(木) 10:23:04  カテゴリー:「社交ダンス」とは何か?  投稿者:sanzo

「社交ダンス」とは、何か? 

おそらく、社交ダンスのプロの先生で、これを明確に答えることの出来る人は、少ないと思います。
社交ダンスのプロの先生が、ほんとうに「社交ダンス」を普及させたいと思っているのなら、
ブログなり、ホームページなりで、それを多くの人に説明し、理解してもらうすべきでしょう。

「社交ダンス」というダンスの「根っこの部分」に存在するモノは、一体、なになのか?
「社交ダンス」の先生は、社交ダンスの「根っこの部分」を、どのように教えるべきなのか?
それが、多くの人に伝わらなければ、「社交ダンスの普及」などあり得ません。

社交ダンスは、大きく分けて、「スタンダード種目」と「ラテン種目」に分かれます。

スタンダード種目は、両腕を持ち上げて、両肘を肩の高さに固定した姿勢で踊ります。
一方、ラテン種目の腕は「フリーアーム」と呼ばれ、自由に動かしてもよいとされています。

シロウト的に考えると、
  「スタンダード種目とラテン種目は、まったく共通点が存在しない、別々のダンス」
に見えるハズです。

そりゃそうでしょう。
  スタンダードは、両肘を肩の高さに固定します。腕や肘がブレたら失格です。
  ラテンは、腕や肘を、動かせば、動かすほど高い評価が得られます。
同じ「社交ダンス」なのに、腕の動きは、違っているのは、何故でしょうか?

「腕の動きは違っていても、根っこの部分に共通点があるはずだ」
そう考えるのが自然です。
じゃぁ、その「根っこの部分の共通点」とは、何なのか???

社交ダンスを教えるプロの先生が、「根っこの部分」を理解していないのであれば、
社交ダンスを習おうとする生徒は、理解できるはずがありません。

もし、「社交ダンスの教師試験を行う団体」の人たち、言い換えれば「社交ダンス
のプロ教師試験の合格/不合格を決める人たち」が、「根っこの部分」を全く理解
していなかったとしたら、どういうことになりますか?

そんなプロ教師の管理下では、間違いなく、社交ダンスは「衰退」していきます。

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